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アメリカで50年以上のロングセラーを誇るお菓子、それがポップタルト(ポップターツ)です!
海外のお菓子って正直激アマだったりすることが多々ですよね!
日本ではまずなかなか経験できないワイルドな甘さ!
これでもか、というぐらいの白砂糖を詰め込んで作りました、的な甘さ!
今回ご紹介するポップタルトもそんなワイルドでストレートな甘さ(でもちょっと病みつきになる)を経験することができます!
目次
1964年にアメリカでケロッグが販売スタートしたのがこのポップタルト。
商品名はSがついて複数形でポップターツ(タルツ)となるのですが、単数形でカタカナ読みのポップタルトとここではしています。
ケロッグと言えば、ケロッグコーンが有名ですね!
自分がもうずいぶん昔ですが初めてテレビでケロッグコーンのCMを見た時は、なんておしゃれな食べ物なんだ、と当時思ったのを覚えています。
ケロッグコーンを家に常備している友達は最先をいってるモダンなお家、というイメージでした。
そのケロッグの最初の大ヒット商品、そして50年以上経った今でもロングセラーなのがこのポップタルトです。
ちなみに名前の由来はアメリカで当時ポップアートの旗手と評されていたアンディ・ウォーホルの作品から影響を受けて、とのことです。
ポップタルトは発売して瞬く間に子供に大人気となり即在庫切れとなりました。
当時はミルクにシリアル、またはパン、というのがアメリカの朝食だったので、片手で食べられるポップタルトはきっと画期的な朝食だったのでしょう。
朝食というかおやつな気がしますが。
その後アメリカ本土だけでなく、カナダ・イギリス・アイルランド・ニュージーランド・オーストラリアでも販売されるようになりました。
1992年に一般家庭の台所で火災が発生しました。
トースターで焼いていたストロベリーポップタルトが原因でした。
その後、1994年にはテキサスA&M国際大学コーパスクリスティ校の教授が実験を行い、ストロベリーポップタルトをトースターの中に長時間そのまま放置すると火災が発生することが明らかとなりました。
このことでケロッグ社は2400ドルの賠償金を支払うことになりました。
あくまでキッチンの一部の火災だったためこの程度の額で済んだのかもしれません。
他の種類のタルトは分かりませんが、ストロベリーのポップタルトに関してはトースターに入れっぱなしにすると危険だそうです。
以降、ポップタルトのパッケージには“Due to possible risk of fire, never leave appliance unattended while in use”といった記載がされるようになりました。
“火事になる危険もありえるので、電化製品を使用中は絶対に離れないで”ということですね。
今はストロベリーポップタルトも事件以降いろいろ改善されていることとは思いますが、それでもまた何か万が一に備えて、ということでしょう。
実際にストロベリー・シナモンロール・ラズベリー・チョコレートファッジの4種類を食べてみたのでここではその感想などをお伝えしたいと思います。
面白いのがこのポップタルトはそのままの常温でも焼いても冷やしても冷凍しても食べられるところです。
自分は夏に基本冷蔵庫で冷やすか冷凍してアイス感覚で食べてましたが、ひんやりして美味しかったです!
あっ、でも冷凍はけっこうな固さになります、そもそも厚みのあるお菓子なので。
歯があまり強くない方は冷蔵でもひんやり美味しいですよ!
冬などはオーブントースターで焼いたりレンジでチンして食べても美味しいと思います。
レンジの場合はわずか3秒あっためるだけです。
実際は5秒~10秒あっためた方が美味しいとの声も。
1・2度自分もオーブンで焼いて食べましたが、これはこれであつあつで美味しかったです。
でも中のストロベリー等はアツアツになるのでやけど注意です。
凍らせるのも温める物めんどい、今すぐ食べたいのだ、という方はもちろんそのまま常温でも食べることができます。
季節や好みに応じていろいろな食べ方を楽しめるお菓子です。
実際に食べて見た感想として、まず、本気で甘いです。
下記ストロベリーのポップタルトですが(あまりストロベリー要素感じられませんが)、もはや見た目からその甘さが伝わってきます
食べた瞬間に、あ~これは海外ならではの直球の甘さだ、と感じるはずです。
同時に海外で暮らしていてスイーツ好きだった方等はちょっと懐かしさも込み上げてくるはずです。
食感は外はクリスピーというかクラスティーというか、ドライで乾燥した生地です。
食べていると時々ポロポロ生地がこぼれます。
中は英語でいえばglutinousです。
中に入ったフレーバーがスニッカーズみたいな感じで少しグニーっと伸びる感じです。
こ~いった食感の食べ物も日本にはなかなかないですね。
自分が今回食べたのはストロベリー・シナモンロール・ラズベリー・チョコレートファッジです。
毎日ポップタルト三昧で口の中が甘々になってしまったので、途中休憩もはさみながら全部間食しました。
正直どれも美味しかったです!
自分が大の甘党だというのもあるかもですが。
確かに甘さはすっごくどれも甘い、だけれど、同時に病みつきになりそうな甘さです。
子供が首ったけになるのも頷けます。
1箱には4パッケージ(1パッケージに2枚のポップタルト)で計8枚のポップタルトが入っているのですが、正直1枚食べれば十分です。
それ以上はあまりの甘さの為、他の食べ物が欲しくなる。
これだけ甘いとカロリーなども人によって気になるところですね。
さぞ高いのだろうと思って調べてみると、1枚200キロカロリーでした。
1パッケージには2枚入っているので、両方食べれば400キロカロリーです。
正直思ったよりは高くありませんでした。
と言っても低くもないですが。
日本で菓子パン食べたら普通に400キロカロリーとかあったりしますからね。
後、多分1枚食べれば十分になると思います。
1枚でもずっしり重量感があってけっこうボリュームがあるのと、とにかく甘いからです。
2枚目もこの甘さを続けて楽しみたい、と自分は少なくともあまりなりませんでした。
むしろ逆に塩辛いものが食べたい、となりました。
正直健康を気にされる方、添加物等食べ物に敏感に身体が反応する方にはこのポップタルトはあまりお勧めできません。
というのも、それなりに添加物が入っているからです。
ポップでカラフルな見た目だけでもそれは容易に想像つくことかとは思いますが。
下の写真にあるものが全ての原料です。
その全てが添加物ではありませんが、後半はいろいろ聞きなれない添加物が入っているのも分かります。
実際自分は日本ではできる限り添加物の入っていないものを買うようにしているんです。
というのも、今はほぼ完治したものの、子供の頃はアトピーで肌が敏感だったからです。
その他健康面や環境問題等いろいろありはするのですが。
今も多少は大丈夫ですが、やはりなにも気にせず添加物いろいろ入っている食べ物を体に入れると、夜に痒くなります。
ということで、こちらも勢いで2枚食べた夜にはやっぱり直に体にきましたね。
試しや経験に1度や2度、少し食べるのは良いにしても、正直これを普段から食べることは個人的にあまりお勧めできません。
1964年の発売当初のフレーバーはブルーベリー・ストロベリー・アップルカラント・ブラウンシュガーシナモンの4種類のみでした。
その後、フレーバーはどんどん追加され、2019年現在は32種類ものフレーバーとなりました。
またFrostedと記載の表面が白砂糖でコーティング(アイシング)されたものと、Unfrostedと記載のコーティングなしの2種類があります。
自分が今回試したのは表面に砂糖のコーティングがあるFrostedポップタルトです。
コーティングなしでもしっかり甘いところにさらに砂糖でコーティングされるわけです。
一番人気があるフレーバーはストロベリーだそうです。
その次に続くのがブラウンシュガーシナモンだそう。
人によってはブラウンシュガーシナモンが一番美味しい、という方も多いようです。
自分はストロベリーのみ今回食べましたが、確かに美味しい。
安定のある味なので一番人気と言われると納得です。
ベビスターラーメンでいったらチキン味というところでしょうか。
でもチョコレートファッジの方がシンプルなチョコレート味で(でも甘い)また食べたいって思ったかも。
日本でも売ってるのかな?と思ったのですが、自分はこれまでこのポップタルトの姿は日本国内で見たことがありません。
輸入食品をいろいろ取り扱うカルディコーヒーとかならあるかな?と思ったのですが、カルディコーヒーにもポップタルトはありませんでした。
オーストラリアのティムタムとかはあるんですけどね、これも美味しかったな~!
アメリカ生まれのコストコでも販売されていないそうです。
やっぱ日本じゃ無理かな、と思ったらなんとアマゾン・楽天・ヤフーショッピングで売ってました!
逆になぜ輸入食品店などの実店舗で販売されてないのかちょっと不思議。
お店で売ればすごく売れそうな気がするけど、実店舗販売だといろいろ規制があるのかな?
アマゾン等オンラインでは12パック(3種類)送料込みで約2045円(2021年3月現在)という予想外のお手頃価格でした。
ケロッグ ポップタルト 12個入り (アマゾン)
このポップタルトは毎年20億個も売れるそうです。
相当な人気です、でも病みつきになる味、というのは食べて納得です。
自分は大の甘党ではありますが、その派手な見た目から、自分で買うことはまずなかったと思います。
今回はアメリカの友達が、プレゼントでアメリカで定番のお菓子と言えばこれ、ということでこのポップタルトを送ってくれたのです。
食べてあの脳に直にくる甘さに、あ~そ~そ~海外はこの甘さだよね、とちょっと懐かしさが込み上げてきました。
自分のタルトのイメージを完全に覆されたポップなタルトでした。
まだまだ海外にはいろいろと面白そうなお菓子がありそうです!