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海外向けに輸出ビジネス、またはアフィリエイト等ウェブサイトを通じた海外向けビジネスをやっている時、必要となってくるのが銀行口座です。
その際、オンライン上の決済サービスだけでなく、アメリカに口座を開く必要がでてくる人もいるかと思います。
自分自身も、実際に海外のドルやユーロ等のお金を受け取ることのできるオンライン決済サービスは複数利用しています。
ですが、あくまでオンライン上の決済サービスなので銀行口座とは少し性質が異なります。
今後は実際の銀行口座をアメリカに開く必要があるかもしれない、そう自分自身が感じたので、どうやったら日本にいながらアメリカに口座を開くことができるのか調べてみました。
ほとんど方法は限られていたのですが、ここではどんなやり方があるかご紹介していきたいと思います。
また、最初に現地のアメリカに行って口座を開くという選択肢が難しい理由についても、ご説明したいと思います。
目次
アメリカにビジネスや留学などで長期駐在するといったケースでない限り、現地で銀行口座を開設するのはかなりハードルが高いです。
まず、口座を開設するにあたり必要となってくるものが、身分証明書・現住所を証明できるもの・現金($100程ですが必要ないケースも有り)・SSN、等です。
その中でも最後のSocial security numberと呼ばれる社会保障番号を取得することがとりわけ難しいためです。
このsocial security number、通称SSNは観光ビザや短期での商用ビザでは取得することができません。
銀行によってはこのSSNがなくても作れるところが最近はあるようなのですが、まだまだ少数で、やはり多くの銀行がSSNの提出を義務付けているようです。
このSSNがアメリカに仮に直接行ったとしても、銀行に口座を開く際に最大の障壁となるのです。
日本国内でアメリカ本国に行かずに、また、SSNがなくても口座を開設できるのが、こちらUnion Bank(ユニオン・バンク)の口座を開設するという方法。
Union Bankは三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)のグループ銀行で、本店がニューヨークにあります。
東京三菱銀行を経由してUnion Bankに銀行口座を作るという方法です。
東京三菱銀行のウェブサイトからカリフォルニアアカウント・プログラムに申し込むことで口座を開設することができます。
申し込みも簡単で、ウェブサイト上に“資料請求”と“PDF番「申込書」へ”のボタンがあるので、どちらかをクリックして資料を請求もしくは印刷、後は必要事項を記入し送付して終了です。
ただ、最初に三菱UFJ銀行の本支店に口座をまずは持つ必要があるので、その上でUnion Bankの口座を開設といった形になります。
Union Bankの良い点は、やはり日本語が通じる点です。
日本人の駐在スタッフがいるので日本語でも問い合わせができるのはありがたい点ですね。
ウェブサイト:Union Bank (ユニオン・バンク)
このPayoneerを利用して口座を開設する方法は、海外のアマゾンにセラーアカウントを作成することがまず前提となります。
なので、アマゾンを使って輸出等をしている人がアメリカに銀行を開設する方法となります。
Payoneerのアカウントメニューから上部にある“受け取り”をクリック、その後“グローバル決済サービス(Global Payment Service)”を選択します。
そのまま指示に従って必要事項を入力していくと口座が開設される形です。
Payoneerが海外銀行受取り専用口座を開設してくれ、ここから登録した日本の銀行へ売上金を送金できる仕組みです。
海外送金手数料・仲介銀行手数料・受取手数料は0円です(Payoneerのアカウントから出金する際は為替手数料2%以下が発生します)。
2018年現在、米ドル・カナダドル・豪ドル・英ポンド・ユーロ・人民元(人民元のみ一部のプラットフォームのみ)に対応しています。
初期費用や維持手数料も無料なのがありがたい部分です。
ただ、12ヵ月間1度も取引きがない場合、$29.95の口座維持手数料がかかってきますのでご注意ください
ウェブサイト:Payoneer (ペイオニア)
ハワイに直接行って口座を開いてしまう!
これは、国内で作る方法ではないのですが、アメリカで作るよりも難易度がずっと低いので取り上げてみました。
なぜかというと、ハワイで銀行口座を作る時にはSSNが必要ないからです。
例えばバンクオフハワイやファースト・ハワイアンバンクに口座を開設する場合、必要なものはパスポートと口座開設資金のみです。
また、セントラルパシフィックバンクのフリープラス・チェッキング口座に関しては口座維持残高・口座維持手数料が無料だそうです。
ハワイに観光がてらに行って銀行口座を開設するという方法もありですね。
少なくともアメリカ本国に行くよりずっと難易度の低い方法です。
W-8BENフォームとは米国税務当局に提出する、非居住者証明のことです。
アメリカに口座を開設した場合、アメリカの居住者ではなく日本の居住者であることを証明するために、このW-8BENフォームを提出する必要があります。
これを提出することにより、本人が非居住者であることを証明でき、銀行預金の利子や株式等が非課税となるのです。
東京三菱UFJ経由でUnion Bankへ口座を開設する場合、このW-8BENフォームは一緒に添付されているはずです。
また、Payoneerのグローバル決済サービスも同様に提出する項目がPayoneerのウェブサイト上にあるはずです。
このW-8BENフォームは忘れずに提出するようにしてください。
最終的に、本当にまっさらな状態からアメリカの銀行口座を開設するのでしたら、東京三菱UFJを経由してUnion Bankの口座を作るのが一番簡単そうだということが分かりました。
アマゾン輸出を既にされている方、もしくは今後する予定の方でしたら、Payoneerからグローバル決済サービスを選択するのが一番簡単ですね。
後残された方法はハワイに直接行って、もしくは観光がてらに行った時に銀行口座を開設という方法です。
以外に探せば方法はあるものでした。
自分も近いうちにアメリカの口座を開設するかもです。