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先日台湾に行ってきたのですが、台湾って、実際英語が通じるかどうか気になる方も多いと思います。
親日の国である、日本語が話せる人がいる、ということは自分もよく聞いていたのですが、英語に関しての情報は聞いたことがありませんでした。
実際に行ってみて、英語について自分が感じた点をお伝えしたいと思います。
目次
自分が今回行ったのは主に首都である台北と台湾で第2に大きな都市である台中ですが、英語は基本的には通じると感じました。
ただ、中年や高齢の方、もしくは観光エリアから外れると、英語は通じないことも多かったです。
例えば、自分はガイドブックに載っていないような、現地の人だけで賑わう安い食堂に行くことが好きなのですが、そ~ゆ~場所では基本英語はあまり通じませんでした。
ただ、thisとかbigとか、そんな感じの簡単な英語な英語なら通じます。
空港やホテル、観光客が行くようなレストラン等に関してはどこも通じました。
自分が泊まったのはホテルというより、ゲストハウスやバックパッカーハウス等、2000円程で泊まれる安宿でしたが、こういった安宿でも英語はしっかり通じます。
というかスタッフの方々は基本年齢も若く英語はむしろ流暢でうまいです。
若い人は英語が通じ、中高齢の人は通じない人が多い、ホテルやレストランではどこも通じるといった部分は、日本でも同じような感じですし、どこの国でも一緒かもしれませんね。
また、今回自分は行けなかったのですが、台湾南部である台南では英語は通じないことが多いそうです。
もちろん観光地や大きな都市等は例外だとは思いますが。
基本的に台北から台中・台南と南下するにつれて英語が通じる率も落ちていくようです。
台湾で日本語は通じるのか?
人によって、実際には言うほど通じないという意見もありました。
自分に関しては、正直人によるとしか言いようがないのですが、確かに高齢の方で日本語を話せる方は多かったです。
その内の一人のおばあちゃんに少し話を聞くと、やはり戦時中に日本語の教育を受けたからこうやって話せるとのことでした。
1895年~1945年までの50年間、台湾は日本の植民地でした。
その間に学校で日本語による教育が行われたためです。
今の80代以降の方は、日本語を話せる人が多いと思います。
個人的に台湾では英語と同じぐらいの頻度で日本語も使っていた気がします。
いや、やっぱちょっと言い過ぎたかもです、英語を使う率の半分ぐらい日本語も活用していた気がします。
それでも実際、コンビニに行ったら普通に日本語で接客されたこと等もありました。
恐らくそこは台北駅のすぐ傍のコンビニで、日本人の観光客が来ることも多かったからなのかもですが。
と言っても、通じたのは今回自分が行ったのが基本観光地だったからだと感じます。
なんで、もっと観光地から外れたローカルな場所に行ったら、日本語も英語同様通じる率がぐっと少なくなると思います。
ですが、仮に日本語が通じなかったとしても、“漢字”があります。
自分は英語も日本語もあまり通じない方の場合は、もはや筆談で漢字で書いて伝えていました。
基本意味が同じなので大体通じます、同じ漢字を使う民族で良かった。
ただ、漢字によっては日本にはない漢字や、同じ漢字でも意味が全く異なってしまう漢字もあるのでご注意を。
自分は正直あまり若い人と話す機会もあまりなかったのですが、現地に行った時は台湾の友達とちょっと町を散策したりしました。
彼は生粋の台湾人、ですが日本大好きで、過去に1年間程日本で暮らし、日本語の語学学校に通っていました。
なんで日本語は話せます。
英語は?というと話せないというわけではないけれど、あまり得意ではないといった形でした。
むしろ日本語の方がよっぽど話せる感じでした。
別のゲストハウスでも大学生と同じ部屋になり、いろいろ話しました。
彼も生粋の台湾人、台中で生まれ育ったとのことでした。
英語は本人あまり得意ではないと言っていましたが、普通に日常会話ができました。
そもそもスウェーデンに留学していたとのことなので、恐らくそこで培ったのだと思います。
他の若い世代はどうなのだろう?
他の方の情報を見ていると、日本人より英語は話せるという意見を時々見かけました。
自分はここに関しては、なんともです。
なにせまともにいろいろ話した方は2人だけですし。
もちろん、ホテルやレストランの若いスタッフの方ともいろいろ話したりしましたが、彼ら彼女らは仕事が仕事なんで英語は上手くて当然と言ったら当然です。
一般の通りを歩いているような若い世代がみんな同じように話せるかというと、それはまた違ってきます。
ということで参考までに台湾のTOEIC平均スコアを確認してみました。
平均スコアは、“534点”です。
ちなみに2017年度のTOEICテストの平均です。
高いと思いましたか?
それとも低いと思いましたか?
日本は?、というと、
“516点”です。
18点とわずかではありますが、台湾の平均スコアの方が上ですね。
ちなみにTOEICスコアトップは、カナダの“833点”。
えっ?英語ってカナダ母国語なのでは?とその点数に逆に驚いてしまいました。
ですが、よく考えたらカナダは移民が多い国でもあります。
移民の方は母国語は英語ではありません。
また、母国語が英語のカナダ人は、TOEICを受ける意味がそもそもほとんどないので、そもそも受けていないのだと思います。
となると総体として、受けるのは英語が非母国語のカナダ在住者、スコアもその方々の総体したスコアとなるわけです。
ちなみに3位はドイツの“789点”、4位はスイスの“783点”、でした。
これはあくまで人から聞いた話ではなく、自分が町を歩いて感じた感想です。
英語教育にかなり力を入れていると感じました。
というのも、とりわけ台北ではよく塾の看板とそこに入っていく学生を見かけたからです。
どこの看板にも書いてあるのは“英”の文字。
そ~です、みんな英語を習いに行っているのです。
面白かったのが、本屋が夜の10時になっても開いているのを時々見かけたことです。
えっ?なんで?こんな時間に人来るの?
っと思っていたのですが、来てました。
そ~なんです、恐らくですが、塾が終わった後も学生が本屋で参考書等を買えるようにと夜遅くも開いているのです。
本当に勉強熱心なのだと思いました。
英語は今本当に台湾では需要が高まっていると感じました。
上記の塾の続きになりますが、英語の看板と同時に“日”の看板もよく見かけました。
日は日本語です。
正直日本はアニメこそ世界で人気なものの、その言葉となるとやはりマイナーな言語で需要はあまりないと思っていたので驚きました。
英語程ではもちろんありませんが、日本語も今の若い方は習いに行っている人が多いのです。
英語を抜かすと次によく見かけたのが日本語と韓国語の塾または学校の看板でした。
確かに自分が台中の通りをふらっと歩いていた時にはこんな壁にも遭遇しました。
観光客やローカルの方がたくさん集まっていました。
台北駅の地下街も正直こんな感じでもはやリトル秋葉原でした。
アニメがきっと日本語への大きな需要を生み出したのでしょう。
実際自分が現地で会った台湾人の友達もアニメが好きで日本の語学学校に行っていました。
他にも、レストランのレジに並んでいたら、後ろの台湾人の若い男性から日本語で声をかけられ、その後少し話すと日本に少し前まで住んでいたとのことでした。
普通に日本語うまかったです。
台湾では高齢の方が日本語が話せるという認識があると思いますが、若い人でも日本語を習いに行っていたり話せたりする人は意外に多かったりするのです。
結論としては英語は観光地・レストラン・ホテルは通じます。
そして日本語も人によってけっこう通じます。
ですが、観光地を離れると英語と日本語両方とも通じる頻度は落ちるといった形です。
世代間でも英語に関しては若い人の方が話せる方が多いといった印象です。
個人的に、台湾は初めて海外を旅する人・英語が話せるか不安な人などにはもってこいの場所なのではと感じました。
英語が通じなくても日本語がある、万一両方通じなくても筆談できたり、文字から大体の意味も想定できたりするので。
後台湾の人はほんとみんな親切で笑顔が素敵でした!
ぜひまた行きたいです!