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ユーラシア大陸最西端に立つ、砂漠を旅して星空を見る、この2つはどうしても叶えたい夢でした。
そう、夢は見るためにあるのではなく、叶えるためにあるもの。
ということで両方4年前に行ってきたのですが、今回はサハラ砂漠が実際どんなものなのかをお伝えしたいと思います。
サハラ砂漠までの行き方・服装・気温・泊まる宿等もお伝えします。
目次
まずサハラ砂漠へ行くにはモロッコに行く必要があります。
日本から直接向かう場合はカサブランカ着かマラケシュ着の飛行機を取ることになると思います。
マラケシュの方がサハラ砂漠へは近いのですが、カサブランカの方が便は多くプラス航空券も安いです。
サハラ砂漠へ行くツアーは、フェズから行くツアー・マラケシュから行くツアー・メルズーガから行くツアー等いくつかあります。
自分は最終的にメルズーガから行くことに決めました。
いろいろ情報を集めた中で、一番自分が想像するザ・広大な砂漠に行けそう、そして砂漠にも一番近い場所だったからです。
ちなみに自分はその時長期旅の途中で、モロッコ北部にあるシャウエンという街からフェズという中部にある街まで着ていました。
フェズから夜8時30分発のバスに乗って朝の8時頃メルズーガに着きました。
ほぼ12時間近くかかってる!!
意外に遠かったのですが、座れたしちゃんとしたバスだったし全然オーケー。
フェズからメルズーガまでは150ディルハム、約1800円程ですね。
昨年2017年の情報をみるとバスは同じく20時30分発のようです。
なので2018年の今も恐らく出発時間は20時30分で変わっていないですね。
ですが、値段が人によって、180ディルハムだったり、200ディルハムだったりです。
なんか若干上がってる?
もしくはツアー会社か何か経由して取ってて手数料取られてるとかかな?
どこの国でもそうですが、現地の人が使っている場所で自分で取るのが一番安いですよ。
ちなみに自分はSUPR@TOURSのバス乗車チケットを取りました。
一言で言うとヤバイです!!
自分は今までの人生で一番暑かったと感じたのがここサハラ砂漠。
ちなみに2番目はドバイ。
サハラ砂漠って名前だけで暑そうな場所に8月のど真ん中に来てしまったのですが、もうご想像の通り本気で干からびそうでした。
温度計とか持っていかなかったものの確実に40度は越えていた、いえ45度も越えていたと思います。
8月のサハラ砂漠はひどい時は50度超えることすらあるそうです。
とりあえず日本の関東の真夏より圧倒的に暑いのは確かです。
自分はもう暑さに完全にやられ初日はほとんど動くことすらできませんでした。
唯一夜だけが、少し涼しかったです。
と言っても室内は夜でも暑すぎたため(安宿のためクーラー等一切なしです)、自分は最終的に屋上で寝てましたが。
ということで7月~8月に訪れる方は40度~50度の灼熱の砂漠がウェルカムしてます。
涼しい季節に砂漠を楽しみたい、という人は11月~3月がお勧めです。
この時期はむしろ朝晩は寒いと感じると思います。
ということでえらい暑さのサハラ砂漠。
夏は気温だけ考えると半そでと短パンですよね。
ですが日差しのことを考えると長袖も必須です。
自分に関してはですが、上下現地で買った薄手の長袖とズボンを着ていたと思います。
実際に砂漠では、現地の伝統服でもあるジュラバと呼ばれる頭から足元までがぼっと被る感じの服も着用しました。
けっこう厚手なので着てて暑いかもと思ったのですが、強い日差しや風で飛んでくる砂を遮ってくれ、けっこう良かったです。
やっぱりどこの国でも現地では現地の服装で過ごすのが結局一番過ごしやすかったりします。
後、宗教上の理由のため、女性はショートパンツやミニスカート等肌の露出の高い服装は避けるのが無難です。
サングラスも必須という意見もありました。
自分は持っていきませんでしたが、確かに日差しはかなり強かったです。
目の保護のことも考えると、確かにサングラスもマストアイテムかもですね。
冬に関しては、日本の冬よりやはり暖かいそうです。
ですが朝晩はけっこう冷え込むと思うので(真夏でも夜だけは少し涼しかったです)、フリース等、ちょっと厚手の羽織るものは必須かもです。
それとこちらも自分は忘れてましたが、砂が飛んで来たり入り込んでくるので、カメラの防砂対策も必須そうです。
ほんと自分のことばかり考えていてカメラにまで気を配っていなかった。
後は宿も気になるところですね。
メルズーガで日本人の間で一番有名で人気な宿は下記3つです。
オアシス・ワイルドネスロッジ・リアドマムーシュ。
どれも日本人宿で経営者が日本語話せたり奥さんが日本人だったりします。
恐らく日本人の間で今一番人気なのはリアドマムーシュです。
というのもかなりたくさん日本の旅人の情報がでてきますし、ぼぼみんな満足といった感想です。
オーナーのモハさんは日本語ペラペラで日本でレストランも経営しているようです。
値段も安いですね、バックパッカー応援プランですが朝食と夕食がついて150ディルハム、1800円程です。
ついでにホテルにはプールまでついてます。
ワイルドネスロッジは以前は評判良かったらしいですが、オーナー変わってから一気に評判落ちてます。
実際2015年にここの宿に泊まったこちらの方の感想見たら、あ~これは・・と自分も思ってしまいました。
https://ameblo.jp/yucchi5656/entry-12055344865.html
で、自分が最終的に泊まったところはL’Auberge Oasis(オアシス)
宿の目の前リアルにサハラ砂漠です。
オーナーはベルベル人のアリさん。
日本語上手しです。
人柄も良く、元気も常にいっぱいです!
宿で出されるモロッコ料理も二重丸でとても美味しかったです。
タジンにモロッコサラダにデザートにはスイカ!
食事はこんな感じでした。
部屋は綺麗でWi-Fiも使えます。
ただ、自分は一番安い部屋にしたためかクーラーなく、かといって開けられる窓もなし。
もはや昼間とか中サウナ状態でした。
なんで夜は無理言って、屋上で寝かせてもらいました。(マット用意してくれた)
もはや部屋は荷物置きに使うぐらいなものでした。
ちなみに自分が行った時は、他に日本の方が5名程宿泊していましたよ!
サハラ砂漠、これは本当に念願の地でした。
広大な砂漠を1人旅して夜空を見上げる。
で、現実に1人で砂漠に行こうと情報を調べたら、全く情報がない。
あるのは砂漠ツアーの情報だけ。
いや、ツアーとかじゃなく、自分はもう1人で砂漠を旅したい、いや、あの時はするつもりでした。
今思うと無謀にも程がありますね。
ツアーに参加してから思ったのが、1人で行ったが最後、まず帰ってこれないな。
実際に宿のオーナーのアリさんにも1人で砂漠って旅できないものですかね~と聞いてみると、行くのはだいじょうぶだけど、そのまま“帰ってこれないYo!!”と言われた。
現地の方の保証付きです・・。
ということで、あっさり砂漠の1人旅はあきらめ、ツアーに参加することに。
お値段は一泊二日のツアーが300ディルハム。
約3500円でガイド・ラクダ・食事・テント泊付きです。
やすっ!!
自分は実際の相場を信用のできる現地の人からもいろいろ事前に確認していたのですが、ここは安い。
どうやら2018年現在の相場は350ディルハムの約4000円だそうです。
朝は7時頃に起床すると、砂漠に日が昇ってた!
ツアー出発まで少し時間があったので周りを散策。
昨日は完全に暑さでダウンしていたのに、なんか若干身体が慣れ始めてるかも、人間の身体ってすごいな!!
今回ツアーに参加するのは日本人夫婦ともう1人日本人の子、後自分の計4名でした。
どうやら3人とも既に知り合いだったらしく仲が良い。
輪に入れるかな~、っと思ったけど、夫婦はとてもフレンドリーで良い人だった、良かった!
ちなみに砂漠へはラクダで行きます。
このラクダ、乗り心地がほんと地獄というのをよく聞きました。
ほんともうラクダのツアーは2度とごめんという話も実際に旅していた人から聞いたりもしました。
ラクダは初めて乗るけど、地獄のツアーとなるのだろうか、ごくり・・。
それにしてもラクダ初めてこんな間近で見るけど、かなりでかい。
あれっ?ラクダってこんな大きかったっけ?
なんか普通に頭の位置とか自分より高い、多分2メートル以上。
こりゃ立ってちゃのれないな。
引き手の方がラクダを座らせてくれます。
そこにまたがり、ラクダがのっそりと立つと、体が前後に大きく揺れる。
うわっ、でも、お~視界が高い、見晴らしが良いな!
早速自分達を乗せた4匹のラクダは引き手の方に連れられ目の前の砂漠へと歩き始めます。
いや、でもこの引き手の方、ふっつ~にサンダルで歩いてる、この灼熱の砂漠を・・。
現地の人本気すごいな、なんか自分が相当やわな人間に思えてくるよ、かと言って同じ真似して歩いたら、きっと5分と持たず力尽きることでしょう。
プラスすごいのが地図も何も持っていないってゆ~。
普通に忘れてたっ、迷っちゃったよ、とかだったら受けるけど、いや全然受けないけど。
きっと太陽の位置とかを目印に歩いているのでしょう、そして夜は星座の位置とか、なんか砂漠の旅人って感じでかっこいいな!
それにしても砂漠だ。
どこまでも広がる砂漠だ。
影がいい感じに砂漠に映る。
途中休憩もはさみ、ラクダも一あくび。
本当にそ~だよね、ありがとうございます、お疲れ様です。
再び出発して、どのぐらい経っただろう、前方に緑が見える。
その先には、テント?
そ~テント!!
ここが今回のツアーの宿泊場所、ついに到着!
そして今回自分が泊まるテントはこちら!
なんと、電気が灯っていた!!
太陽光発電ってやつですね!!
そして夕食は、
メガサイズタジン!!
お皿にかかっているスプーンから分かるように、通常のタジン鍋の4~5倍サイズです。
確かにうちら参加者だけで4人だものね。
みんなで食べるタジン鍋はとても美味しかった。
食事の後はアリさんが太鼓を叩いて、現地の歌を歌ってくれる。
夫婦の方ともいろいろ話すと、オーガニックをテーマに旅をしているのだとか。
自分自身もオーガニック食品店やカフェで働いていたことがあったので、話がいろいろ盛り上がる。
しかも旦那さんが使ってるカメラ自分と全く一緒のオリンパスのミラーレス一眼、いろいろ共通点があって一気に親近感がわく。
その後砂漠をみんなで少し散歩。
アリさんは“君たちはすごくラッキーだ”と言った。
というのも今日ほどきれいに星がみれるのは数ヵ月ぶりだからだそうだ。
天候だけでなく、砂漠の風の強さや月の位置によっても星が見れる度合いは大きく変わるそうだ。
アリさんいわく、今日は絶好に星がたくさん見えるとのことだった。
自分も本当にこの砂漠で星空を見上げる、これがずっと夢でした。
今がまさにその瞬間、しかもベストなタイミングでここに来ることができた。
最高の一時をカメラにも。
惨敗!!!T T
満点の星の代わりにぼやけた月が映るだけでした・・。
もっとカメラの撮り方勉強しとくんだった・・。
テント帰って寝ました。
朝起きると案外涼しい。
まだ日も昇ってないからでしょう。
砂漠は気温の変化が結構激しいです。
砂漠をラクダが待機している場所まで少し歩き
再び出発!!
なんだろうこの足跡は?
トカゲとかかな?
再び休憩!
そして出発、ラクダの頭!
ラクダは地獄と言われてちょっと恐怖していたけれど、乗り慣れるとむしろ楽しい。
今は手放しでも乗れるようになったので写真撮るのもけっこう楽!
前方にメルズーガの町が見える、もう少しだ!
とうちゃ~く!!
本当に長い旅路をありがとうございました、お疲れ様でした。m(_ _)m
いや~本当に素晴らしい体験ができた。
サハラ砂漠は想像以上に暑かったのですが、本当に行って良かったです。
サハラ砂漠に行ったらぜひツアーに参加して星空を満喫してください。
きっと一生の忘れられない思い出となります。
個人的には今回のアリさんのオアシスのツアーもしくはモハさんのリアドマムーシュのツアーが評判もよくお勧めですよ!