ドバイって実際どんな国?治安はだいじょうぶ?3年前に行った時の注意点まとめ~!

ブルジュ・アル・アラブ
当サイトでは記事内にプロモーション広告を利用しています

ドバイは3年前ですが、人生で初めて訪れました。

バックパッカーをしていた頃はまず素通りしていた、というかその後の人生でも訪れることはまずないだろうと想定していた国です。
だって、もうなにもかもがすんごく高いイメージしかなかったし。
自分のような穴あきジーンズのバックパッカーが滞在できるような国ではない、そう思っていました。

ザ・セレブのみが訪れることを許される国、そう思っていました。

が、人生ってほんと分からないものですね、ひょんなことから急遽行くことになったんです、自分の意志ではなくて。
はい、友人がドバイでビジネスするということで、英語の通訳者が必要と言われお声がかかったのです。
正直自分のレベルで務まるだろうか・・、というか通訳はおろか翻訳もやったことないのですが、と全くもって不安はあったのですが、自分のお金ではまず行って滞在できない国だったので(渡航費に滞在費だしてもらえた)”ぜひ!!”とお返事させていただいたのです!

ということで、実際のドバイはどんな国か、治安についても自分の体験も踏まえここではお伝えします。



ドバイ基本情報

実際自分が行ってみて感じたのはここは人種のるつぼだということです!
いろいろな国の人を見かけた!
基本1人旅をしていると、とりわけインドとか日本人は目立って話しかけられることが多かったのですが、ここは全く目立たない、なんか自分も普通に溶け込んじゃってる。

それもそのはず、ドバイは人口の80%~90%が外国人。
労働者として出稼ぎに来ている外国人の比率高しです。
それ以外にも欧米の人も普通に見かけました。
ただ、日本人は自分達除いて見かけた記憶がなかったです。

ドバイの基本情報ですが下記ざくっとまとめてみました。
人口や為替レートは2018年3月現在のデータです。
ちなみに人口はこの10年で約80万人増え、為替レートは約3円上がっています。
国が成長している証拠ですね!

国名:アラブ首長国連邦
人口:301万人 (2018年3月現在の人口)
言葉:アラビア語 (その他英語・ウルドゥー語・ペルシア語等も使われています)
通貨:ディルハム (2018年3月現在1ディルハム28.52円)
宗教:イスラム教 (イスラム教がメインの宗教ですが、他宗教に関しても信仰の自由は認められています)
時差:日本マイナス5時間です (日本がお昼の12時だとドバイは朝の7時)
ビザ:30日以内の滞在の場合ビザ不要 (ドバイ国際空港到着時にパスポートに30日間の観光査証のスタンプが押されます)

ドバイの物価

物価は正直場所によりけりです。
最初どこもすごく高いんだろうなと想定してたんですが、意外に場所によってはそんなことなかった、というより日本よりたまに全然安かった。
自分が夜1人でてくてく町のはずれを歩いていた時、ザ・ローカルなお店発見したんですね。
ここです!!
まさかドバイにこんな自分好みのお店があるなんて思わず、引き寄せられ気付いたら食事してました(;^_^。

ドバイのローカル食堂

ドバイのローカル食堂の料理

懐かし~、インドを思い出すよ~TT!
そして料理も美味しかった、これ確か500円しなかったぐらいだと思います。
日本のインド料理店で出されたら多分800円~1000円近くしますよね。

ただこれは、こういったローカルなお店に行った場合のお値段です。
普通の観光客向けのレストランとかで食事したら日本のレストランの1.5倍か倍近くかかるんじゃないかと思います。

もし安くすませたい場合はスーパーがお勧めです!
スーパーはこんな感じでした。

ドバイのスーパー

街の個人でやるような小さな売店も安いです。
後はショッピングモールのフードコートとかも。

こういった場所でしたら日本と同じぐらいの値段で食品とか日用品とか変えたりします。
大きなスーパーはローカルの方々もファミリーで買いに来ていましたよ、日本と変わらぬ光景ですね!

ドバイの食事

食事は中東料理でした。
って実際どんな料理だってことですが。
こんな感じの料理でした。
自分が1人で行った時のようなローカル食堂ではなく、ザ・レストランでの食事でしたのでそこそこ値は張りました。

ケバブ

ビリヤニののった中東料理

一番最初の料理はケバブですね。
ケバブは日本でも有名ですよね!

ちなみに日本ではよく鉄の棒を中心にして、大きな肉の塊がぐるぐる回っている屋台を見かけることがあると思いますが、そちらはドネル・ケバブです。
ドネルは回転、ケバブは焼肉という意味です。

お次の写真ではお米の料理がお皿にのっていると思いますが、こちらはビリヤニです。
ビリヤニは名前聞いたことある人もいるんじゃないかと思います。
自分はずっとビリヤーニビリヤーニと呼んでいたのですが、実際はビリヤニと伸ばさずに呼ぶのですね。

ビリヤニはサフランやシナモン等のスパイスをお米と一緒に炊きこんだ料理です。
これもインドで時々食べましたがとても美味しかったです。
ビリヤニの上にお肉のそぼろがのっていますが、ドバイのビリヤニは鶏肉をや卵を載せたビリヤニが主流なのだそうです。

後はシシ・トゥクという串焼きも有名です。
写真なぜか撮っていなかったので下記引用写真です。

シシ・トゥク
引用元 : WIKIMEDIA COMMONS

日本でいう焼き鳥ですね、ただこちらのシントゥクはサイズが焼き鳥より大きいです。
鶏肉は炭火で焼かれ、間には玉ねぎやビーマン等の野菜も入っています。
ねぎまみたいな感じですかね。
シントゥクもドバイで人気の料理です。

後は下記ショッピングモールのフートコート行った時の写真です。
マックとかサブウェイとかも普通にありましたよ。

ショッピングモールのフートコート

ショッピングモールのフートコートで食べた料理

こういう場所でしたら日本とほぼ変わらない値段で安く食事できるのです。
写真はポテトの上に野菜やチーズののった料理で名前は忘れました!
けっこうボリューミーでお味もグーでした!
値段も500~600円ぐらいだったんじゃないかと思います。

日本料理のお店も発見!
寿司とか天ぷらとか売ってました。

お寿司と天ぷらのお店

セットのお寿司が40ディルハムとかだったので1000円ちょっと、予想外に安い!!
普通海外の日本料理店って日本の3倍~4倍近くはするものですが、ここは日本とほぼ値段が変わらない!
ちなみにお店の名前はSugoiでした、たしかにすごい!!

ドバイの天候と気候

自分が行ったのは5月後半でしたが、もうとにかく暑いの一言でした。
お日様の下はできる限り避けて歩いてました。
日本より圧倒的に暑いです、サハラ砂漠をかい間思い出しそうなぐらいに。
多分35度~40度近くあったんじゃないかと思います。

5月でこの勢いなので、7月8月とかはもう恐ろしいですね。
ひどい時は50度を越えることもあるのだとか・・。
個人的には11月~4月がドバイは最も過ごしやすいんじゃないかと思います。
この期間でしたら、最高でいっても31度、最低は15度なのでほどよく温かく過ごしやいです。

ちなみに雨は滞在中降られた記憶がありません。
毎日カンカン照りです。
念のため雨についても調べてみたら、ほぼ降らないそうです、というか1度も降らない年もあるそうです。
仮に降るとしても12月~3月の間にほんの少しだけといった形だそうです。

あっ、後夏の湿度も日本並みにすごいのでお気を付けください。
湿度100%になることもあったりします。
確かに思えば真横はすぐ海だった。

やっぱドバイ行くなら11月~4月をお勧めしたい!

ドバイの治安

ドバイって実際どうなの?
イスラムだからテロとかだいじょぶ?
等々気になるとこですよね。

もう結論言っちゃうと圧倒的に安全でした!
日本並みに安全、いえそれ以上かもです。
写真でもお見せしたように、夜でも普通に街はずれのローカルレストランふらふら1人で歩いて行けちゃうぐらいに。
自分に関しては1度も身の危険を感じたことがありませんでした。

海外をふらふらさ迷っていると、身の危険は感じなかったとしても、なんとなく不穏な雰囲気等を感じる町や通りが基本どこかしらあったりするものなのですが、ドバイではそれすらなかった。

ですがやはり注意しておきたい部分もあります。
日本でもそうですが、絶対に安全ということはないからです。

下記ドバイを観光する上で注意していただきたい点をいくつかまとめてみました。

置き引きとスリ

ドバイに行ったら、まずショッピングモールやスークという市場に行くことになると思います。

なぜって?

はい、観光名所、マストスポットだからです!

ですが、人の混んでいるところはスリや置き引きにとって絶好のスポットです。
そして実際にスリや置き引きがこういった場所では起きています。

ドバイはお金持ちのイメージが強いと思いますが(実際自分もそう思ってました)、人口の80%~90%は出稼ぎできている外国人の労働者です。
本当に富裕な人は一握りです。
国民が全員お金持ちでしたら人の物を取る必要もありませんが、ドバイには貧富の差があります。

命が関わるような事件はないにしても、観光名所はスリや置き引きも狙っていますので、バッグをタスキ掛けにする、お金は不用意に出さない等最低限の意識は持っておく必要があります。
これはドバイに限らず海外ではどこでも同じですね!

タクシー(白タク)のぼったくり

ドバイに行ったらタクシーを利用することも時々あるんじゃないかと思います。
なぜかというと、タクシー料金が日本より圧倒的に安いからです。
初乗りが3ディルハムの84円なんです。
会社によって料金は多少誤差はありますが、1キロ1.6ディルハムの約45円です。
日本のタクシー料金の数倍安いという驚きの価格です!

正規のタクシーに乗れば、メーター制でしっかりGPS管理もされているので、まずぼったくりにあうことはありません。
ですが、問題は白タクと呼ばれるタクシーです。

白タクの中には目的地に直行してくれると思いきや、かなり遠回りしてから目的地に連れていく運転手もいます。
差別をするわけではないのですが、白タクは基本みな出稼ぎ労働者です。
少しでもお金を稼ぎたいわけです。

もちろん白タクが全て悪いわけではなく、ちゃんと誠実に連れて行ってくれる人も中にはいると思います。
また、たとえ遠回りでも一方通行で迂回せざるを得ない等、交通事情のため遠回りしなくてはならないケースもドバイではあったりします。
正直乗ってみるまでいろいろ分からないです。

正規と白タクの見分け方は、まず正規タクシーは外装がクリーム色で車上に黄色のTAXIのマークがついています。
一方白タクは車の上にタクシーという表示マークがついていなかったり、メーターの位置が不自然に下の方についていたりするケースがあります。
アトランティス・ザ・パームやエティハド・トラベル・モール付近は白タク出現率も高しです。

万一不当に料金を吊り上げられたり、目的地に一向に連れて行ってもらえない場合には、タクシー内にあるドライバーの顔写真と名前の付いた許可証、車のナンバー、タクシー会社の電話番号等を写真で撮るかしておいて後から連絡しましょう。
正直その場で連絡するぞと強くでる手もあります。
違反をしているドライバーはドライバー許可証を剥奪され、祖国に強制帰還という厳しい罰が待ち受けているので効き目大かもしれません。

が、危険な目にあう可能性もあるので自分はあまりお勧めしません。

一番安心なのは正規のタクシーを拾うことです。

交通事故

交通事故が正直一番気を付ける点かもしれません。

実際ドバイの交通事故率は高いです。
正直車はけっこうなスピードを出しますし、運転も荒いです、車間距離もしっかり取れていないです。
ドバイはいろいろな国から人が来ているので、恐らくそれぞれがそれぞれの国の独自ルールで運転してしまうのも大きな原因でしょう。

それは事故も起こる訳です・・。

バスの事故などは多発しているそうです。

自分も道路脇を歩く時はけっこうおっかないなと感じました。
横をけっこうな勢いでビュンビュン車が通り過ぎていくからです。

ですが近年はこうした事情を受け、ドバイ警察も新道路交通法を取り入れたり、罰則の強化をする等して、2020年までに道路死亡率をゼロにすることを目指して本格的に動いています。
実際交通事故による死亡率も年々減っていっているそうです。

ですが、やはりドバイに行ったら交通事故には気を付け、道路脇を歩いたり道路を横断する時には十分注意をしていただきたいです。

肌の露出

ドバイでは現地の女性が黒い衣装を着ている光景をよく目にしました。
目だけが見え、他は全て黒い服で覆われて、肌を露出しないようにしているのです。
正直自分は暑くて大変だろうなと思っていましたが、これは女性を守るためのイスラム教の論理なのだそうです。
人間は弱い生き物なので、男性が女性の肌を見ると理性を抑えらなくなる可能性があり、女性を守る意味合いで全て黒い衣装で覆っているのだそうです。

現地の女性はイスラム教の論理で守るべき存在となりますが、外国人に関しては事情が違ってきます。
現地の女性に手だしできない分、外国からきた女性にはセクハラまがいのことをする男性も少なからずいたりするようです。

女性の方は性のターゲットにならないためにも、日本で着るようなノースリーブやショートパンツ等は避け、あまり肌を露出しない服装でいることをお勧めします。

飲酒

ドバイはイスラム教の国ですが、イスラム教は飲酒を禁止しています。
ですが、ドバイには様々な国から様々な人種が集まるので、お酒を飲んではいけないということではありません。
実際、許可を得ているレストランやバー等ではお酒を飲めたりします。

アウトなのは外の公共の場やビーチで飲む行為です。
公共の場やビーチで飲むことは違反行為になり、罰金もしくは逮捕されてしまいます。
お酒を飲む時は観光客向けに許可を得てお酒を提供しているレストランやバー等で楽しむようにしましょう!

いろいろな罰金

その他、ドバイには知らなかったでは済ますことのできない様々な罰則があります。

実際自分はドバイではありませんが、こういった事情を知らずにギリシャで大きな罰金を払わされるハメになりました。
ま~知らなかった自分が悪いのですが、これ海外から来た人まず知るよしなしだよ~、ともはや警察署まで抗議にいきましたが、迷惑な旅行者ですねはい、いやでもせめて海外から来た人でもちゃんと初めからすぐ分かるように改善してもらいたかったのです。

という言い訳が通用しない事項第一位は“横断歩道のない場所や道路を横断することは法律で禁止”です。
これ日本だとやっちゃいまよね、ここ絶対必要でしょってとこになぜか横断歩道が全くない、あっても相当先、じゃ~車が来ていない時に渡ってしまえ~。

ドバイではアウトです!
正直自分普通に渡ってました、これアウトで罰金だったのか、ただ運が良かっただけだった。
みなさんは必ず横断歩道がある所で渡るようにしてください。

第二位は電車内で居眠り禁止です。
正確に言うとドバイメトロ内での居眠り禁止です。

えっ?居眠りって何が悪いの、って思うかもしれません。
悪いんです、お上の方が決めたからもうとにかく悪いことなんです。

寝たら罰金9000円です!!!

あぶな~、これ自分全く知らなかった、たまたま起きてたから良かったけど。
居眠り禁止、世界八不思議となりました。

ちなみに女性専用車両に誤って乗っても罰金3000円です。
はい、これ自分やってしまいました、罰金は取られませんでしたが。
全く気付かず乗っていたら、目の前にいた女性からここ女性専用車両ですよと言われ、慌てて移動しました。
まさかその時は厳重な罰金まで待っているとは知らなかったです、教えてくれてありがとうございました。

その他電車内では飲食も罰金等ありますのでご注意下さい。

第三位はごみのポイ捨て禁止です。
自分はそもそも罰則があろうがなかろうが日本でもポイ捨てはしないので良かったのですが、ごみをポイ捨てする習慣のある人は罰金になるのでお気を付けください。
いえ、むしろ普段ポイ捨てする人はこれを機にそのポイ捨て習慣を改めてください!

シンガポールもごみのポイ捨ては罰金でしたね。

それ以外にも細かく言えばドバイには旅行者が知らないいろいろなルールがありますが、上記はつい日本人ですとやってしまいがちな習慣等をまとめてみました。

知らないでは済まされない、そんなことがあるということも気に留めて海外は旅行しましょう。




まとめ

ドバイは行くまでは全く未知の国でしたが、実際に行ってみると意外にそんなに全てが高い訳ではありませんでした。
もちろん高いホテルやレストランに行けばとんでもなく高いのですが、ローカルの方々が行く食堂やスーパーに行けば、日本と変わらないか下手すれば日本よりじゃっかん安いです。

治安に関しても全く未知でしたが、とりあえず自分は全く安全だと感じました。
ですが再度になりますが、置き引きやスリは人で混み合う観光地にはいますのでバッグはたすき掛けにする、夜中に人気のない所に行かない等、最低限の注意は必要です。

これはドバイに限らず海外はどこでも一緒ですね。

最低限の注意さえしていればドバイは楽しい国です。
街の中心部を電車が無人で走っていて、世界一高いビルが先に見えると思えば、そこをちょっと外れるとまだまだ発展途上な香りもあったり、ドバイはいろいろ入り混じっていてこれからどんどん伸びいく国だなと感じました。

とりえあえずお土産にデーツ買って帰りました。
またドバイは将来何かの機会で行くかも!!