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ちょうど海外の友達と話してる時にお盆の説明をしようとして、ふと英語でお盆ってなんて言うんだっけ?となったので少し調べてみました。
正直お盆はお盆と感覚的に把握していて、具体的に説明してと言われたら日本語でも自分は少し危うい気がしました。
ここではあくまで簡単に英語で説明できるお盆の例をいくつかご紹介したいと思います。
目次
「先祖の魂を称える(供養する)日本の仏教の風習です」
お盆は元々が仏教が由来の風習なのでBuddhist customです。
Customには“習慣・風習・慣行・慣例”といった意味があります。
Honorは動詞で“尊敬する・称賛する・褒め称える”という意味です。
Spiritには名詞で“精神・心”という意味の他、“霊魂・霊・神霊・精霊”という意味があります。
ここは代わりに“Soul (魂・霊魂)”という英語を使うこともできます。
Ancestorは“先祖・祖先”ですね。
先祖の魂を称える仏教の風習がお盆です。
「亡き先祖を偲ぶため毎年設けられる日本の休日です」
Annualは“年1回の・年次の・毎年の”という意味の形容詞です。
お盆は毎年行われる風習なのでAnnualを使うことができます。
Commemorateは“祝う・追悼する”という意味です。
祝うという意味では“Celebrate”という英語もありますが、Celebrateは基本的に良いことがあった時に使います。
人が亡くなったりした時にいつまでも忘れないように、という意味で祝う→偲ぶ・追悼する時にはCommemorateを使用します。
Deceasedは“死去した・亡くなった”という意味です。
ちなみに発音はあえて近いカタカナで書くと、ディシーズドではなくディシーストとなりますのでご注意ください。
先頭にTheをつけてThe deceasedで“故人”という名詞になります。
「先祖の魂をこの世に出迎える日本の夏の祝日(祭日)です」
Festivalには“お祭り”という意味の他に“祝日・祭日”という意味もあります。
Welcomeは“迎える・歓迎する”ですね。
Welcome~backで“~が戻るのを迎える・歓迎する”という意味です。
“お帰り”の意味でWelcome back!と使われることもありますね。
World of the livingは“生きている人々の世界”です。
The deceasedと同様Livingの前にTheをつけることで“(現世に)生きている人々”という意味となります。
「人々が先祖の魂を供養する仏教の祭式です」
Ceremonyは“儀式・祭式・式典”という意味です。
Buddhist ceremonyで“仏教の儀式・祭式”という意味になります。
Honorは最初の例の中でもご紹介しましたが、動詞で“尊敬する・褒め称える・高く評価する”という意味です。
転じて“供養する”となります。
供養するは“Pray for (祈る)”等も手を合わせ祈るといった場面では使うことができますね。
Soulには“魂・霊魂”という意味があり、上記の例で使用していたSpiritの代わりに使うことができます。
「夏休みの大きなお祭りの中でおこなわれる踊りです」
HeldはHoldの受動態です。
“行われる・催される”という受動の意味でHeldとなります。
Summer holidaysは“夏休み・夏季休暇”です。
夏休み期間中に行われるお祭りの踊り、ということですね。
「お盆に催される特有の踊りです」
Specificには“明確な・具体的な”という意味の他に“特定の・特有の・固有の”という意味があります。
盆踊りはお盆の時の日本特有の踊りなのでここではSpecificを使っています。
Performは“行う・実行する・上演する”といった意味があります。
ここでPerformedとなっているのは受動態のためです。
直前のDancingにかかり、“催される(おこなわれる)踊り”、となります。
During ObonとしてObonの意味は省略しているので、お盆について知っている人に対して使える説明分です。
During Obonの代わりにシンプルに“in summer time (夏の時期)”としても良いですね。
「お盆の踊りです」
お盆の踊り、ということでシンプルに“Bon dance”とすることもできます。
一番簡単な説明ですね。
宗教的な意味合いや具体的な説明を省いて、1つの踊りの種類、として伝えたい時に使うことができますね。
お盆と一言で言っても、英語圏にはない風習なので、仏教の祭式・故人を偲ぶ祭日等、具体的に説明する必要があります。
話す本人が知らなくては説明できないので、英語と同時に日本の文化・歴史の勉強にもなります。
お盆に関わる英語は、今回盆踊りについてもご紹介しましたが、その他に送り火や迎え火、灯籠流し、等もありますね。
英語でどう説明できるのか、調べることでその由来や歴史も同時に学ぶことができます。