ブログ、動画、旅行、ビジネス等、個人でも英語を使って世界に自分を発信!
VoiceTubeはちょっと前に自分も知ったのですが、これが英語の勉強に便利!
正直無料の会員登録すらしていない状態で、ランダムにサイト上の動画を選んで見ているだけなのですが、それでもこれは英語の勉強に役立つな、と感じます。
自分の場合、英語のリスニングはYouTubeで毎日面白そうな海外動画をピックアップして聞いていたのですが、探すのに時間が意外とかかる。
いくつかのチャンネルをお気に入り登録しているものの、英語の勉強になる回もあれば、トピックによっても興味を惹かれるものとあまり惹かれないものもあったり。
ですが、このVoiceTubeはざっと動画を見ただけでも、興味を引くものばかり。
ジャンル別とレベル別にもフィルターをかけて自分に合った動画を選別することができるのも便利です。
ここではVoiceTubeとは具体的になんなのか?評判はどうなのか?といった部分も含めてご紹介していきたいと思います。
目次
VoiceTubeは動画を通して英語を学ぶことのできる無料の英語学習ツールです。
閲覧できる動画は“YouTube動画”となります。
その数、40,000本以上とかなり多いです。
英語学習に役立つ動画のみがピックアップされています。
動画の種類は個人のYouTuberがあげているものからTED TalksやCNN・BCCといった公式のニュースサイトまで、幅広いです。
VoiceTubeは本社が台湾にあるREDIDEA CO., LTDによって運営されています。
台湾では210万人以上の人がこのVoiceTubeを使い、大学の講義の中で使用されることもあるそうです。
VoiceTubeはCEOのRichard Zennによって設立されています。
Richard Zennは、元々外資系の会社に就職し働いていたのですが、その時に外国の人との英語でのコミュニケーションの壁にぶつかったそうです。
英語の重要性を職場で確認し、そこで目を付けたのがYouTubeだったのです。
その後2012年に事業を立ち上げてVoiceTubeを設立します。
ここでは無料の会員登録した場合にでできることをお伝えします。
無料の会員登録をすると、英語・日本語の字幕をつけられたり、動画内で使われている単語を検索できたり、音声を録音することができたり、とその他にもVoiceTube内の様々な機能を使用することができます。
ちなみに“動画を見ること自体は会員登録しなくてもどれも可能”ですよ!
その場合、アップされている動画から直接YouTubeのチャンネル内の動画にもいけるので、そこでYouTubeの機能を使って字幕、または自動音声字幕等をつけることができます。
速度も遅い早いの調整を効かすことができますね。
VoiceTubeはトップ画面上部にある、“ジャンル別”・“レベル別”・“スピーキングチャレンジ”・“コミュニティ”、を利用することができます。
会員登録なしでこれも利用できます。
各項目で表示される動画は、並び替えで視聴回数や投稿時間・お気に入りの数、等、自分の好きな順番で並び替えることができます。
アメリカ英語が良い・イギリス英語が良い、という人はこれも“米”・“英”・“豪”から並び替えることができます。
これは便利ですね!
ここでは各項目についてご紹介したいと思います。
ジャンル別は以下全15種類の動画の中からジャンルを選ぶことができます。
ジャンル多いですね、しかもこのジャンルも新たに追加されたりで増え続けている模様です。
英語だけだとよく分からない、訳もちゃんと見て合っているか確認したい、という人には“日本語字幕付き動画”がお勧めです。
会員登録すると、日本語字幕をつけて閲覧することができるようになります。
“スピーチ”はTED Talksの動画が多かったです。
TED Talksは世界の著名人のトークを聞くことができます。
別記事でも自分が感銘を受けたTED Talksの動画を少しまとめています。
TED TALKの感動するスピーチ5選!個人的に感銘を受けたお勧めスピーチまとめました!!
ニュースでしたら“BBCで英語学習”と“CNNで英語学習”ですね。
イギリス英語を学びたい人はBBC、アメリカ英語でしたらCNNです。
後、世界のニュースについて偏りなく公平なジャッジをしているな、と感じるのはBBCの方ですね。
趣味で楽しく英語を学びたいのでしたら、“映画と海外ドラマ”・“音楽で学ぶ英語”・“アニメ動画”、ですね!
どれも気軽に楽しみながら見ることができます!
学習用には“TOEIC勉強用”・“TOEFLE勉強用”・“IELTS対策”、といったジャンルもあるのですね。
個人的には新しく加わったジャンル、“編集部おすすめ”がお勧めです。
なかなか面白い動画をピックアップしています。
編集部スタッフのセンスが光ります。
レベル別は以下の3種類から選択することができます。
TOEICテストのスコアが基準となっていますね。
各レベルは、さらにジャンルごとにも動画を選択できるようになっています。
ハウツーとスタイル・ブログ・自動車と乗り物・コメディー・エンターテイメント・ペットと動物、等々です。
自分の英語力を基準に動画を選びたい人はこのレベル別から選択することができます。
上級の動画はもちろん難しいのは分かるのですが、正直初級にカテゴライズされている動画でも、いやそれ初級者だとほぼ聞き取れないのでは?という動画も時々混じっていたりします。
初級に関してはけっこう選別アバウトなのかもです、ただ簡単なものは本当に簡単なので、初級レベルでも自分のレベルに合った動画の選別をする必要がありますね。
これは面白いと思いました!
毎回文章のお題が出されるので、それを発音し、送信する仕組みです。
ちなみにチャレンジする場合はパソコンのマイクをオンにする必要があります。
ただ、初めてチャレンジするって人にとって最初の壁ともなりうるのは、提出した音声は誰でも聞けちゃう、という部分です。
ということで自分も何人かの音声を聞いてみたのですが、うまい人多い!
ネイティブなのでは?ぐらいの人がいたりします。
ですが、sosoな人・なまりの強い人もけっこういます。
自分もこの部類に入るわけですが、チャレンジしていく精神が素晴らしいです!
中には、あっ、これ間違いなく日本人だな、と音声で分かる人も時々います。
上手い、そ~ではない、とかではなく、聞くと恐らく日本の人だな、とけっこう分かったりします。
自分の音声が何回視聴されたか確認できたり、いいねを押したりすることもできます。
いいねは無料会員登録しないと押せない形です。
右側には、文の中で使われている単語の発音や意味なども記されているのがよいですね。
スピーキングを鍛えるのにこのスピーキングチャレンジは活用できますね。
コミュニティは翻訳のコミュニティ、ということですね!
動画の字幕翻訳は有志の方によって行われているのですね。
TED Talksも各国語の字幕翻訳は有志の方によって行われていますね。
ただ、こちらは誰でもできるわけではなく、ViceTubeのトライアルをパスする必要があります。
トライアル用の動画が送られてくるので、それを翻訳・提出してパスした人だけがコミュニティ内で字幕翻訳者として活躍できるのです。
もちろん、本番の動画も、提出した字幕翻訳はViceTubeのスタッフによってチェックされます。
修正のコメントが入ったら修正して提出し直し、最終的にオッケーがもらえたら正式に字幕が動画にアップされる形です。
翻訳者になりたい、という人はここで基礎を積むことができますね!
また、翻訳者として名前が動画に表示されます。
翻訳者は自分が見たところおよそ100人程(2019年2月現在)、中には日本の方も2人程いました。
翻訳の経験を積む、という部分で活用できるのがこのコミュニティです。
良い評判としては、その機能が豊富でこれが無料で使えるのが良いという評判がありました。
確かに日本語字幕・音声録音・動画内の単語の確認、等、学習に役立つ機能が豊富に揃っています。
動画自体も40,000本以上と教材となる動画の数がかなり豊富です。
この英語学習に使用できる動画の数が多いのが良い、という声もありました。
個人的には、ジャンル別レベル別に自分に合った動画・見たい動画を自由に選択できるのも便利だなと思いました。
洋画やアニメ・音楽のカテゴリーがあるのも嬉しい。
とりわけ、字幕の評判が良いようです。
確かに日本語字幕があるのは英語学習者にとって便利ですね。
字幕も聞き取れなかった箇所を聞き直せる巻き戻し機能があったり、分からない単語をクリックして確認できる単語帳といった機能もあります。
これ、実際かなり便利ですね!
YouTubeを普通に見ていると、あ~分からないうちに会話がどんどん先に・・( ̄□ ̄;)、とか、知らない単語も途中ちょこちょこでてきたりする場合もありますからね。
これをその場ですぐ巻き戻せたり、確認できたりするのはかなり便利です!
気になった評判としては、日本語字幕の動画が少し少ないというものでした。
3~5年程前は、中国語字幕は多くても日本語字幕は少なかったようです。
ただ、最近は日本語字幕付きの動画も当時と比べるとけっこう増えているようです。
もう1つあがっていた声が、有料会員の料金が高い、というものでした。
有料会員になると様々なプレミアム機能が使える代わりに、毎月の使用料が発生します。
月額で8000円です(2018年12月時点)。
12ヵ月ですと24800円となります。
ただし、割引価格等キャンペーン期間中に有料会員になると月額が2800円となります。
けっこうな差!!!
確かに有料会員の値段は安くはないかもですね。
かといって徹底的に毎日使う、ということであれば、すごく高い金額でもない気もします。
無料会員のまま使っていると、動画を見ている際に毎回有料会員登録を促す広告が表示されるのもちょっと、という声もありました。
1日の動画レッスン数に関しても、無料会員ですと視聴できるのは5回までと制限があります。
ここに関してはYouTubeとかと一緒ですね、有料会員となってお金を支払えば広告は消える形です。
後は、初心者向きではない、という声もありました。
確かに、自分も動画を見る限り、英語学習の初心者には難易度高いのでは?と感じる部分がありました。
初級レベルにカテゴライズされている動画でさえ、いや、これ中級~上級者向けの動画では?と感じる動画が時々ありました。
少なくとも英検で言ったら2級、TOEICでしたら600点以上取れている人でないと、動画の内容についていくのはけっこう厳しいのでは?と思いました。
VoiceTube自体は個人的にはしっかりした会社だと感じました。
冒頭でご紹介した通り、本社は台湾にあるREDIDEA CO., LTDとなります。
企業のミッションから住所・電話番号、お問い合わせ先まで詳細が公式ページには記載されています。
VoiceTubeは様々なメディアで紹介され、賞なども受賞しています。
2016年にはFacebookが開催した、Fbstartの最高峰であるベスト・アプリ・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。
Fbstartはスタートアップ企業による製品開発・発展・拡大を支援するFacebookの世界的なプログラムのことです
メディアでの紹介や賞など、詳しくはこちらをご参照ください。
台湾の企業ということもあり利用者は圧倒的に台湾の人、または香港の人が多い印象です。
台湾は実際自身も昨年行ったのですが、英語に関する意欲がすごいな、と肌で感じた次第です。
ついでに意外に日本語も人気だったのにはびっくりしましたが。
ですが、日本の人でも英語学習に利用している人はけっこういます。
日本語で検索欄にVoiceTubeに関連する言葉を打ち込んでみても、けっこう使用されている方の感想がたくさん出てくると思います。
1度、VoiceTubeの公式ページを確認してみて判断するのが一番良いと思います。
実際有料でなくても無料で使えてしまうので、自分も実際無料でしか見ていないので。
VoiceTubeはこれから自分もけっこうな頻度で英語学習に利用していくと思います。
無料でこれだけの動画が見れてしまうのは素晴らしい!
なんとなく映画・音楽・アニメの動画ばかり見てしまいそうな気がしますが。
でも趣味兼英語学習も備えているので良しということにします!
今は本当に昔に比べて圧倒的に英語を学ぶことが簡単になった。
そ~思うと、30年とかそれ以上前に日本にいながら英語をマスターした人って本当に尊敬します!!
動画もなければ携帯もない、英語教材も圧倒的に少なかっただろうし、唯一あってラジオか40年前に発売されたウォークマンぐらいです。
そんな環境で英語をマスターするのは、今とは比較にならないほどの根気と努力が必要だったはずです。
現代に生きる恩恵をかみしめながら、今後も英語を日々勉強していきたいと思います!