Tadakuに参加した感想!料理も英語も勉強になりました!

Tadakuに参加した感想!料理も英語も勉強になりました!
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Tadaku外国の方から料理を学ぶことのできるサービス!

前から気になっていたのですが、やっぱり未知の世界はチャレンジ、ということで早速今回1人参加してみました!

参加した感想はとても楽しかったです!

ここではTadakuとはどんなサービスか?と言った部分から、実際に参加した様子と感想をお伝えしたいと思います。



Tadakuとは?どんな特徴のサービス?

Tadaku (タダク)

Tadaku (タダク)日本に在住の海外の方が提供する料理教室のことです。
料理を教えたい外国の人と料理を学びたい日本の人を結ぶサービスがTadakuです。

昨年2018年時点で料理を教えるホストの方の数は3,000人以上、登録者数は25,000人以上となっています。

日本全国に登録しているホストの方は在住していますが、とりわけ開催が多いのが東京を中心とした関東一体です。
その次に多いのが大阪・名古屋といった形です。

ホームステイを味わえる

料理教室は開催する方の家で基本的に開催されます。

なので、日本にいながらちょっとしたホームステイを味わうことができます。

話は変わりますが、自分がCourchSurfing (カウチサーフィン)という旅行者に宿を提供するサービスを使っていた時に、やはりホテルではなく実際の現地の人が住んでいる部屋を見てみたかった、と言っていた方もいたりました。

確かに現地の人の暮らしを見る、という意味でも面白いかもしれませんね!

英語を学べる

海外の方なので会話は基本英語です。
もしくはホストの方の国の母国語です。
実際自分が行った時も会話は全て英語で行われました。

と言っても、中には日本語がぺらぺらな人もいたりします。
会話が英語かもしくは日本語でもOKなのかもその方のプロフィールを確認すれば分かります。
後、トップページの“言語”にフィルターをかけて検索することもできますね。

自分が調べた限りでは、日本語がぺらぺら、という人は少なく、大半は会話は英語、もしくは片言の日本語なら話せますよ、という方です。

なので、英語をリアルに使いたい人には、もってこいの場になります。

ちょっとしたポイントで、料理、というより、語学をメインにホストの方を選ぶのでしたら、“国の料理”でフィルターをかけて検索することができます。

例えば、ネイティブのアメリカ英語を学びたいなら、アメリカの料理、イギリス英語を学びたいならイギリスの料理、といった形です。
ただ、同じアメリカやイギリスでも出身地によりアクセントや方言があると思いますので、そこまで厳密には選ぶことは難しい形ですが。

自分は料理も勉強になりましたが、英語もすごく勉強になりました。
そ~かこ~いう表現があるのか、とか、料理に関する英語のフレーズもいろいろ聞けて楽しかったですね!

その国の文化を学べる

これもすごく良い部分だと思いました。
ただ、料理を学ぶだけでなく、同時にその国の文化についても学ぶことができるのです。

通常の日本の料理教室にはない部分ですね!

自分は最初行ったら、即料理教室が始まるのかと思ったら、その前に少し作る料理の背景や歴史も教えてもらえました。
料理をみんなで一緒に食べている時も、その方の国の文化についての話も聞け、へ~なるほど、といろいろ勉強になりました。

旅行が好きな方は、情報を得るためにも自分がこれから行きたい国出身のホストを選んで訪れたりもするそうです。
現地の人の生の情報を事前に聞くことができる、ということです。

なるほど、確かに旅行雑誌には載っていない、現地の生の人からの情報が聞けるというのはとても貴重です。

いろいろな目的で使われている人がいるのですね!

参加した感想

コシャリ (参加した感想)

ということで早速2週間程前に参加してきました。

今回参加したのはエジプト料理を教えてくれるUさんの料理教室。

3時間程で4700円でした。
Tadakuの料理教室は平均5000円代なのでUさんの料理教室はけっこうリーズナブルプライスです!

料理名はコシャリ、中々聞きなれない言葉ですね。
最近少しずつ日本でも見かけるようになってきたのですが、エジプトのB級グルメとも言われている料理です。
エジプトでは子供から大人までとても人気がある料理なのだそうです。

自分はせっかく参加するのなら、普段の生活では味わえない珍しい料理を学んでみたい、とこのコシャリの料理教室を選択したのでした。

遅刻してしまう

そして当日、なんと自分10分遅刻してしまいました。> <

本当に申し訳ありません。

ちなみに当日自分と同じように遅刻しそう、となった方は“グループチャット”という、ホストの方と参加者がやりとりできる場所があるので、そこでホストの方あてにメッセージを送りましょう。

“申し訳ありません、少し遅れてしまうので先にみなさんで初めてください”と英語と日本語両方でメールを送りました。

で、到着すると、ご自宅には他に2名の女性の方。
ご主婦の方々のようでした。
そもそも平日の昼ですし、平日働かれている方々だとなかなかこの時間帯は参加難しいかもです。

ちなみに料理教室始まっているかと思いきや、みなさんお茶飲みながらお話されていたようでした。
もしかしたら、待ってもらってしまってたり?だとしたら本当にすみません。

と思ったのですが、普通に自分が参加した後も、お茶をご馳走になりながら、お話の続きが。
どうやら今回作る料理の説明のようです。

とりあえず出されたお茶が色鮮やか、そしてとても美味しかった!
ハイビスカスティーはエジプトではよく飲まれる紅茶なのだそうです。

ハイビスカスティー

ホストのUさんは英語が達者、ほとんどネイティブに近い速度と発音ですらすら話してくれます。

参加されたお2人もしっかり全て理解されているようでした。
後から聞くと、お2は会社の元同僚とのことでした。
きっとグローバル企業だったのですね!

ということで、説明の後早速料理開始です!
持ってきた前掛けを準備します!

コシャリを作る

早速料理スタートです。

玉ねぎを切るところから。
これは最初にUさんがお手本を見せてくれ、後は自分達参加者が順番に切りました。

玉ねぎを切る

4人前で玉ねぎは丸々3個使いました、けっこうな量です。

これに小麦粉をまぶし、油でじっくり揚げていきます。

玉ねぎをフライパンで揚げる

けっこう長時間、30分ぐらいあめ色になるまでみんなで交代で上下をいれかえながら揚げました。
最終的にこの玉ねぎはコシャリのトッピングとして使います。

揚げた玉ねぎ

同時にトマトソースも作ります。
自分も最初のにんにくのみじん切りを手伝ったりしました。
このにんにくも3~4かけ使いました、けっこうな量です。

にんにくのみじん切り

トマトソース作り

“日本ではそれ程にんにくは使わないかもしれないけれど、コシャリではけっこうな量を使うのよ”
と教えてくれました。

そ~いえば台湾の友達の家に昔遊びに行った時も、“台湾ではにんにくをすごくたくさん料理に使うの”と教えてくれたのをふと思い出しました。
日本でにんにくは、軽く味付けに少量使うぐらいですが、海外ではどうやらにんにくの立ち位置は違うようです。

その後マカロニも茹でます。
よく日本のコシャリではショートパスタを代わりに入れるのを見かけますが、本場エジプトではパスタは入れないのだそうです。

ソースは手作り、エジプトの方はみんな基本ドレッシング等は手作りなのだそう!
ピーマンを刻み、そこにレモン果汁等を中心に加えていきます。

柑橘系のドレッシングを作っているところ

“日本の人はみんなドレッシングをお店で買っているから最初驚いたわ”と話していました。

確かに日本でドレッシングを一から手作りする人はあまりいない気がします、スーパーなどですぐに買えてしまいますし。
自分も何度か作ったことはありましたが、基本今はお店で買うことが多いですね。

このドレッシングは最後にお好みでコシャリにかけて使う形です。

レンズ豆とお米もフライパンを使用して洗った後に炊きます。

レンズ豆とお米

ライスプディング(お米のプリン)

お米を使用したライスプディングもエジプトでは人気のデザートなのだそうです。
コシャリの後に食後のデザート感覚で食べたりもするそうです。

メインの材料は牛乳とお米と砂糖等。
バニラエッセンスやシナモンなども加えて鍋で熱します。

ライスプディング(お米のプリン)を作っているところ

面白かったのがローズウォーターというばらの水を使っていたことです。

“このローズウォーターは中々日本では見つからなかったわ”と教えてくれました。

確かに自分もこのローズウォーターの存在自体今日初めて知りました。

ライスプディングは冷めたら冷蔵後に入れて完成です。

みんなで食事

ということで、最後に自分でお皿にお米等をよそっていきます。
自分でよそって作る、というのはちょっと楽しい!

コシャリをよそっているところ

よそったら最後に揚げた玉ねぎ等もトッピングして完成です!

コシャリ

美味しそう!!

ハイビスカスの紅茶とともにいただきます!

コシャリとハイビスカスティー

お味は、すごく美味しかったです!
正直一番下の土台となっているレンズ豆とご飯だけでもとても美味しい!
そこにトマトの酸味とクリスピーな玉ねぎの食感がまた合う!

これ、けっこう病みつきになりそうな料理です、国民食となるわけだ!

柑橘のドレッシングもかけると爽やかな味わいになってまた美味しい!

“このコシャリはエジプトではとても人気で、あまりに人気だから学校で食べることは禁止されていたわ”
“コシャリはお腹にたまって、授業中にみんなうとうと眠ってしまうからよ”と教えてくれました。

たしかに、これけっこうお腹にたまる、そして午後に授業とかあったら眠くなりそうだ、ま~コシャリじゃなくても自分は昼食後基本眠くなりますが。

ライスプディングも最後にシナモンを振りかけ、レーズンを3~4粒載せて完成です。

ライスプディング

甘さ控えめで美味しかったです。
なんとなく、インドや中東など、海外のスイーツは激甘のイメージがあったのですが、これは甘さもすっきり控えめ。

このライスプディングもエジプトでは人気のようです。

“牛乳の代わりに豆乳は使えますか?”

と聞くと。

“豆乳も使えると思うわ。前にも参加者の方で豆乳を代わりに使えるか聞かれた方がいたわ、きっと豆乳は日本で人気なのね”

とのこと。

う~ん豆乳は日本で人気なのかな?
たまたまその人と自分が豆乳好きだったのかもですが、でも確かに豆乳飲料はここ10年でよく見かけるようになってきた気がする。

食事中には日本についての印象も語ってくれました。

“日本に来るまでは、正直日本人はみんな毎日寿司を食べているのかと思っていたの、だから料理もあまりしないものだと思っていたからびっくりしたわ。”とのことでした。

すっ、すごいイメージだ!

勝手にアニメと漫画が今は世界に広まってるから、さすがに未だに忍者や侍がいたりと信じられている、なんてことはないと思っていたのですが、そ~でもないようです。

“エジプトでは恐らくほとんどの人が私と同じように日本人は毎日寿司を食べていると思っているんじゃないかしら”とのことです。

これは面白かった!

案外自分も実際に行ったことのない国に関しては、こ~いった気付かずに作られたイメージを持っていることもあるのかもしれない。

料理も美味しかったのですが、Uさんの人柄もとても良かったです。
明るくてとても気さくでいろいろな話をしてくれました。

料理のことやエジプトのことも、質問したことには全て丁寧に答えてくれました。

勉強になったしとても楽しい時間を過ごすことができました。

最後にはアラビア語で名前もカードに書いてくれ、プレゼントしてくれました。

本当にいろいろありがとうございました!!




まとめ

最初はちょっと緊張しましたが、参加してみてとても楽しかったです!
料理したコシャリとライスプディングの英語レシピももらうことができました!

料理と英語両方とも自分には勉強になりました。

みんなで食卓を囲む、というのも良いですね!
仕事終わった後夕食作るの大変、という時にホストの方の家で夕食食べて帰る、というのもありかもです!

料理の種類もシリアやイスラエルにボリビア等、他にもいろいろ気になる国の料理があったので、また自分も参加するかもしれません。
というか、次回旅に行く前にその国のホストの方の料理教室に参加するのもいいな~。

ちなみに逆に自分が海外の人に料理を教えたい、という場合もTadaku (タダク)は利用することができます。
むしろ自分将来こっちやりたいかもです!

ウェブサイト:Tadaku (タダク)