英語で書く力をつける方法!ライティングスキルを伸ばす方法をお伝えします!

英語の勉強
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英語で書く力をつける方法、正直自分は初め全くありませんでした。

そもそも学校以外で書く機会がない、しかも学校で書くのは大体お決まりの定型文、自らの頭で考えて書くとなるとさっぱりでした。

ですが、今は2000~3000字でしたらけっこうすらすら自分で考えた文章を書けるようになりました。
と言っても分からない単語や言い回しがあった場合、時折辞書で調べたりはしますが。

ここでは一文作ることさえ苦労していた自分自身が、英語で書く力を伸ばしていった方法についてお伝えしていきたいと思います。



前提としてまずインプットをしっかりする

英語で書く、と言っても知っている英単語が少なかったり、基礎的な文法が間違っていたら、そもそも英語で正しい文章を書くこと自体が難しいです。

書いても間違っている可能性が高く、また知らない単語・言い回しが多ければ多い程、文章を作る際に毎回辞書で調べることになってしまいます。
時間もその分多大にかかってしまうのです。

中には“習うより実戦で慣れろ”、という意見もあるかと思います。
実際自分も習うより慣れろ派です。

ですが、この英語の書く力をつけることに関しては、基礎ができていない時点で独断でやっていった場合、間違った方向にひたすら進んでいってしまう可能性があります。
知らない単語や言い回しもその度に調べていたら圧倒的に効率が悪く、最終的に時間も多くかかってしまいます。

まず、基礎の英単語・熟語・文法をしっかり身に付けることをお勧めしたいです。

この基礎というのも決して高レベルのものではなく、本当に“基礎”でだいじょうぶです。
中学~高校レベル、英検で言うと2級程のレベルで十分です。

逆にここがしっかりできていれば、もう英作文は作れてしまいます。
日常会話で使うようなレベルで英語でしたら高校レベルまでできていればもう十分に作れます。

後はアウトプットしていくだけです。

英文法に関しては、基礎から学習するなら断トツに個人的にお勧めの本は基礎英文法問題精巧もしくは一億人の英文法です。

基礎英文法問題精巧は不滅の名著とされ今なお高い評判を得ている英文法の本です。
自身も大学時代に徹底的に読んでボロボロになりましたが、もう1度基礎から英文法をおさらいしたいと最近改定版(3訂版)を買いました。

一億人の英文法も実際買ったのですが、本当に基礎の基礎から丁寧に解説されていました。
内容も図や絵等も併用して解説されていてかなり分かりやすく、本当に英語を基礎の基礎から易しく学びたいという人にはこちらがお勧めです。

英語の本・英字新聞を読む

英語の本や新聞を読むことで伸びるのはリーディングのスキルでは?
書くというアウトプットに対してインプットという真逆のことをやっているのでは?と思うかもしれません。

ですが、英語の本や新聞を読むことはリーディングと同時にライティングも大きく向上させます。
なぜなら自分が知らない単語や言い回しを覚えていくからです。
その単語や言い回しが脳に定着していくので、自分が書きたいと思った時にその引き出しから取り出すことができるのです。

また、正式に出版されている洋書英字新聞はネイティブの文章なので文法の間違いもなく、そこから正しい文法を学ぶこともできます。

英語の本

ただ、洋書って、ハードルかなり高い・・と思うかもしれません。
実際自分も初めて買った時は、ほんと自分に読めるかな?と思いました。
ですが、時間は確かに最初かなりかかりましたが、1冊なんとか読み終えることができました。
すると次はこの本をと、次々に繰り返していくうちに、英語の本を読むことがむしろ楽しくなりました。

と言っても最初から分厚い学術的または専門的な内容の洋書を選んでしまうと、きっとすぐに挫折してしまいます。

コツは、自分と同じレベル、もしくは自分より少し低いレベルの本を読むことです。

自分が最初実際に10冊近く読んで、楽しみながら英語の勉強もできたのは講談社英語文庫の英語の本です。

講談社英語文庫の何が良いかと言うと、レベル別に本の難易度が示されている点です。
難易度TOEIC300点代・400点台・500点台、といった具合です。

自分は最初TOEIC300点~400点台の本ばかりを読んでいました。
当時の自分にはそれが精いっぱいだったのです。

また完全な和訳も別に発売されているので、それを買えば自分がちゃんと正しく理解できたのかを確認することができます。

中には英語は英語のまま全て覚える方が良い、英単語は英英を使って調べるべき、という意見もあるかと思います。
自分も本来はその方が良いと思います、なぜなら英語はやはり英語なので、日本語に無理に当てはめると不具合やずれが生じるからです。
ですが、それは幼少の小さい時に英語の勉強を始める場合に適していると感じます。
なぜなら大人は既に完全に日本語脳が出来上がっているからです。

また、気持ちの面でも実際やってみると正直ハードルが相当高く、まず挫折すること必死です。

間違って理解していた場合も、正解の正しい和訳を見れないので、自分の脳内にある間違った英語の解釈のまま覚えてしまいます。
日本語の和訳を確認することで、自分の英語の理解を正すことができるのです。

できれば1冊は通常の英語、もう1冊は完全に忠実な日本語の和訳がある本を買うことをお勧めします。

自分は講談社英語文庫の本に関しては“オズの魔法使い”“チョコレート工場の秘密(チャーリーとチョコレート工場)”、にと、実際の話の内容も楽しみながら英語の勉強をすることができました。

英字新聞

英字新聞読解力が伸び同時に書く力を伸ばします。

と言っても、いきなり本場アメリカやイギリスで販売されているような英字新聞にチャレンジするのは、けっこうハードル高いです。
内容量も膨大ですし、使われる単語も専門用語や上級レベルで、数行読むだけでへとへとになってしまう可能性すらあります。

個人的に実際に自分が過去に使っていて初心者にも易しい、楽しく学べた、とお勧めできるのがThe Japan Times Alpha (旧The Japan Times ST)の英字新聞です。

最新の日本の時事をメインに扱っていて、英語だけでなく今社会で起こっている出来事についても知ることができます。
もちろん日本以外に世界の大きなニュース・時事も入っています。

また、最新映画の解説・旅行記・コラムなど、誰でも気軽に楽しむことができるような内容も入っているので、楽しみながら学べたりします。
多くの記事に日本語訳が同時に掲載されているのも良いですね!

プロの翻訳者が、参考にと使っているケースもあるようです。

The Japan Times Alphaは本屋さん等においてあったりします。
と言っても本屋さんによって置いてあったりなかったりまちまちなので、できる限り大きな店舗に行ってください。
大きな本屋さんでしたら大抵置いてあるはずです。

また、通常のボリュームが多くハードルも高めの“The Japan Times”も同時に発売されているので、買う際はちゃんと“Alpha”が最後についているかお確かめください。

お値段は現在300円程です。
ボリュームも多すぎず、少なすぎず週に1回発売なので、手軽に購読できてお勧めですよ!

The Japan Times Alpha

英語でブログ等を書く

自分は恐らくここが本当に一番大きかったと思います。

英語でブログを書いて発信していくことです。

もちろん最初は時間がすごくかかりました。
分からない単語がある度に電子辞書で調べたりすると、結構時間がかかります。
1日どころか下手すれば丸2日がかりです。

ですが、毎週のように英語でブログを書いていくと次第に慣れていきます。
次第に自分が考えたことを、辞書がなくてもすらすら書けるようになっていきます。

自分が書きたいことを書くので楽しいですし、英語を書く力も同時に伸びる、一石二鳥です。
また、たまにですが、海外の人から反応をもらえることも嬉しかったりします。

いやブログなんてちょっとハードルが高いし、そもそも英語完璧じゃないのに今はまだ早い、と思うこともあるかもしれません。
ですが、正直自分も完璧ではないですし、未だにけっこう間違っていることもあると思います。

それでも、書いて発信していくことで、英語の力は少しずつですが確実に伸びていきます。
最初辞書引きながらひねり出すように書いていた文章が、続けていけば辞書をひかずにすらすら書けるようにもなります。
これはむしろ、“慣れ”、の部分が大きいかもしれません。

実際TOEIC800点台後半以上の高得点者、英検準1級以上を保持している人が、実際の場面では話せなかったりするケースがあります。
これは決してその人に英語の実力がないわけではありません。
力はあるのに“場”、つまり実戦に慣れていないから話せないだけです。

慣れさえすれば、日常会話程度でしたら普通に話せるはずなのです。

英語の書く、という作業も一緒です。
基礎さえできていれば、慣れされすれば、日常的な話題でしたら英語はすらすら書けるようになります。

インプットした後はブログでぜひアウトプットもしてみてください。

いや、それでも一体どうやって始めたら、という人は下記記事もご参考までに!

個人でも海外向けに英語でブログを書く!始め方とノウハウ、参考サイトをご紹介!

外国の友達とチャットする

も~その環境を自ら作りだしてしまうというのも1つの手です。

今はインターネットがあるので、日本国内にいながら海外の誰とでもつながれてしまいます。
SNS等を駆使して外国の人と直接コンタクトを取り、チャットするのです。

チャットなので、英文を入力する、書くという作業が発生します。

リアルな英語を現場で学ぶことができます。
おまけに外国の友達までできてしまうのです。

これも初めての方でしたらハードル高いかもしれません。
ですが、日本語を学びたいという外国の人は世界にはけっこういたりします。
そのような人でしたら、むしろお互いに語学の勉強仲間になれお互いにウェルカムなのです。

ITALKI(アイトーキ)

語学を専門にしているサイトでしたら、ITALKI(アイトーキ)が個人的にはお勧めです。
なぜかというと、変な人がほぼいない、真面目に語学を学びたいという人が集まっているからです。

また、ITALKIは添削してくれる場所があるので、この英文合ってるかな?と思ったら投稿して、ネイティブ等に無料で添削してもらえます。
と言っても、無料のボランティアが添削してくれるということもあり(知恵袋のような感じでしょうか)、さすがに長文は難しいと思います。
2~3行等ちょっとした文章なら添削してもらえると思います。

自分も何度か添削してもらいましたし、逆に日本語の文を添削してあげたことも何度かありました。


オンラインで話し始めよう!

INTERPALS(インターパルズ)

その他でしたらINTERPALS(インターパルズ)もお勧めです。

正直ITALKIよりゆるいですが、その分かなりフランクに友達感覚で交流できます。
たまに変なメールや人がいるかもですが、無視すればよいだけです。
もしくはその場合サポートに通報してください。

自分は今もここで数年前に出会った友達とチャットしてたりします。

日常の出来事を英語で考える

英語で物事を考えるというのはスピーキングにおいて大きな効果がありますが、ライティングに関しても高い効果があります。

というのも自分自身で英語を作り上げるプロセスが発生するからです。

それを口で言うか文にして書くかの違いだけです。

家にいる時、外にいる時、自分が考えていることや行動を全て英語に置き換えてみるとよいかもしれません。
自分という対象が難しい場合は、外でしたら近くの人が話している会話を全て英語に置き替えてみる。
もはやこの場合は通訳ですね、ですが自分では考えないようなトピックや言い回しがたくさん出てくるの勉強になります。
家でしたら、テレビやラジオ等、流れてくる日本語の音声を英語に訳すことができますね。

日常の出来事を常に英語で考えるというのは、スピーキング・ライティング共に大きく向上させてくれるはずです。

自分も時々やったりします、というか毎日常にやるぐらいに頻度上げた方がいいかなとも思っています。

場所や時間を選ばずいつでもできるので、これもお勧めの方法です。




まとめ

英語を書く力を伸ばす方法は、書くことだけにこだわらなくても、読んだり、考えてみたりと様々な方法があったりします。

ですが、最終的には日記でもブログでもチャットでも、何かしら自分に合った方法でアウトプットすることをお勧めします。
アウトプットすることで、慣れることができ、その力も磨かれていくからです。

自身も書く力というのはまだまだ向上させていきたいので、常にインプットとアウトプットの繰り返しです。

英語で文が書けるようになると、より英語が楽しくなりますよ!
ぜひ、少しずつでもよいのでトライしてみてください!