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日本人で海外でも活躍している歌手やアーティストってどんな人がいるのだろう?
最近では英語で歌を歌うバンドも増えてきています。
ですが、日本国内で人気があっても実際に海外で評価を得るとなると、そのハードルは高いです。
ここでは、実際に自分が海外でも人気があるなと感じたアーティストをまとめていきたいと思います。
ちなみに自分の意見だけだと信憑性がなんともなので、実際に投稿サイトで海外の方々にも“誰が日本人で海外でも有名だと思う?”と確認してみました。
また、こちら英語のウェブサイトになりますので、そのアーティストの英語力に対してもいちいちコメント入れてくかもなので(自分の英語力はさらっと棚に上げさせていただきます)、あしからずです。
目次
ここでは海外でも有名・人気のある日本の歌手とバンドご紹介したいと思います。
順番は特にランキング順ではない、というか知りようがないと思われるのでランダムです。
ただ、BABYMETALだけは中でも1つ抜けて一番今知名度があると感じたため一番最初にもってきています。
BABYMETALが恐らく今一番海外で知名度・人気があると思われる理由は米・ビルボード アルバム総合チャートに実際にランクインしていることからも読み取ることができます。
日本人として最後にランクインしたのは1969年の坂本九さん。
「上を向いて歩こう」は日本人でしたら誰しも人生のどこかで1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
その坂本九さん以来、実に56年振りにBABYMETALの3rdアルバム「METAL GALAXY」が、米・ビルボード アルバム総合チャートで13位にランクインしたのです。
坂本九さんは14位だったので、13位のBABYMETALは日本人の記録を更新したということになります。
これは本当に大偉業です。
そもそも入ることさえかなり厳しいと言われる米・ビルボードのアルバム総合チャートで13位です。
それにしてもBABYMETALは突如現れましたね。
自分は日本のニュースより海外のニュースを見ていてBABYMETALを初めて知りました。
えっ?なんだこのバンドは?メタル × かわいい?
面白いけど日本では全く有名じゃない、というか日本で名前を聞いたこともない(2012年~2013年頃の話です)。
当時は“こんなものはメタルではない”、という海外のコアなメタルファンの意見も多数見受けられました。
いや、今もアンチの方々はいると思いますが。
ですが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズからメタリカ、ジューダス・プリースト等、メタルの大御所からも評価され、実際にバックバンドとしてコラボしていたりもします。
今はメタルファンも徐々に虜にしているBABYMETAL。
このかわいい×メタルは日本だからこそなしえる技だと感じます。
個人的には狐のお面も好き!
ぜひ今後も躍進を続けてほしいバンドです。
海外の人にアンケートして上がったのがONE OK ROCK。
10代20代の方に特に人気ですね。
自分は30代ですが歌好きです。
歌も「The Biginning」から「Liar」「Mighty Long Fall」と英語の曲が豊富です。
実際にボーカルのタカさんはSimple Planともコラボしていたりします。
Simple Planはカナダ出身のポップパンクバンド、一時期自分も少し聞いていました。
実写映画の「るろうに剣心」でもThe Beginningはテーマソングとして使われましたね。
個人的にはここで海外のアニメファンの間でけっこう有名になったんじゃないかな?とか思ったりします。
ボーカルのタカさんの英語も上手いと評判。
実際に歌の英語の発音はネイティブに近いアメリカンイングリッシュですね。
英語ができないところから努力して身に付けたというところがなおさら尊敬です。
世界という範囲ではまだ知名度は限定的だと思われますが、海外進出に今力を注いでいる今後も注目のバンドです。
RADWIMPSは日本ではワンオク同様10代20代の方には大人気のバンドです。
ワンオクのタカさんとボーカルの野田洋次郎さんも仲が良いそうです。
RADWIMPSも英語の曲が多いですが、「前前前世」や「スパークル」等は英語バージョンでもリリースされましたね。
どちらも映画「君の名は」で起用された曲です。
これで海外のアニメファンの間の中では認知されたと感じます。
野田洋次郎さんは実際に帰国子女なので、英語もかなり上手いです。
実際ネイティブの方がその英語力を比較している動画があったのですが、ワンオクのタカさん以上とのことでした(タカさんの英語もかなり上手いとのことでしたが)。
これは帰国子女のなせる技かもしれません。
ただ、英語でのインタビューを見ていたのですが、通常の会話となるとやはり100%正しい英語は難しく、実際に過去形で話すべきところを現在形で話している部分や和製英語の使用等、小さなミスはあったりします。
いずれにしても歌は素晴らしいと思いますし、ONE OK ROCKと同様、これからの活躍が期待できるバンドだと思います。
きゃりーぱみゅぱみゅはもう説明の必要はないですね。
かわいい・原宿のサブカルチャーを世界に広める上できゃりーぱみゅぱみゅの影響は大きかったと思います。
というよりきゃりーぱみゅぱみゅがもはやかわいいカルチャーの代名詞となっている気もします。
日本のかわいいファッションやサブカルチャーが大好きな海外のティーネージャーだったらほぼほぼ知っているのではないかと思います。
実際に自分が海外の人に行ったアンケートした中でも、きゃりーぱみゅぱみゅをあげている人は多かったです。
とりわけ、最初にきゃりーぱみゅぱみゅを海外で有名にしたのは2011年7月にリリースされた「PONPONPON」。
今動画を見てみたら、25万件以上のコメントが、そしてそのほとんどが自分がざっと見る限りほぼ英語。
海外でウケているのが分かります。
ケイティ・ペリー等の世界的にも著名なアーティストがこの曲をツイッターで紹介したため一気に広がったそうです。
お互いに相思相愛の関係のようです。
きゃりーぱみゅぱみゅはアメリカ・ドイツ・イギリスなど、世界各国でライブツアーを過去に何度も行っています。
今後も日本のかわいいファッションのシンボルとして、その活躍に期待です。
Perfumeも注目のダンスユニットグループで海外でもその斬新な音楽とダンスに注目が集まっています。
ちなみに作曲をプロデュースしたのが中田ヤスタカ氏。
きゃりーぱみゅぱみゅもその音楽は中田ヤスタカ氏がプロデューサーとして関わっています。
Perfumeは自分も初めてテレビで見た時は衝撃でした。
このテクノとクラブを合わせたような音楽と独特な動きのダンスの融合は今まで日本では、というより世界でも見たことがない。
実際海外の人も衝撃を受ける人は多いようで、年々Perfumeの知名度は海外でも増しています。
Perfumeはアジア各国から北米・ヨーロッパまで過去に数回ツアーを行っています。
また、今年2019年4月にはアメリカで最大の野外音楽である「コーチェラ」への出演を果たしました。
結成の2000年からはや20年が経つユニット、今も日本と世界で活躍してくれているのは嬉しいことですね。
侍ギタリストとして有名なMIYAVI。
恐らく日本よりも海外の方が知名度がある気がします。
MIYAVIはピックを使わずにギターを打楽器のように打ち鳴らして弾くその“スラップ奏法”が有名です。
自分も初めて見た時は、シンプルにカッコイイ、と思いました。
また、アンジェリーナ・ジョリーの監督作である「不屈の男 アンブロークン」に俳優として出演したことでも有名ですね。
アンジェリーナ・ジョリーから直々にオファーがあったそうです。
なんでもYouTube動画でMIYAVIのことを知り、その音楽に聞き惚れたのだそうです。
日本では実写版の「BLEACH」で朽木白哉の役を演じています。
今は海外で活躍し普通に英語でコミュニケーションも取るMIYAVIですが、英語を本格的に勉強し始めたのは25歳になってから。
10代の頃に英語を学びたいと思っていたものの忙しくて時間を見つけることができなかったそうです。
何歳になっても遅いということはないのだということを教えてくれます。
今後日本でも海外でも注目のアーティストです。
ギターで闘うのではなく、ギターで人を抱きしめたい、という彼の言葉が個人的にとても心に響きました。
宇多田ヒカルさんももはや説明入りませんね、と言いつつ説明するのですが。
宇多田ヒカルさんはそもそもアメリカで家族と共に音楽活動をしていたアーティスト。
彗星のように日本に現れ、一夜にして音楽業界の大きな注目を集める存在となりました。
宇多田ヒカルさんはアルバム「Fantome」が2016年にビルボードのワールドアルバムチャートの中で6位に入っています。
また、2019年の2月2日には「Face My Fears」がBillboard Hot 100で98位にランクインしています。
国内だけでなく海外でもその音楽が評価されています。
その英語もネイティブです。
恐らく今回あげたアーティストの中で一番ネイティブ英語です、というかネイティブの英語です。
というのも独学で英語を身に付けたわけでも、帰国子女なわけでもなく、そもそも生まれがアメリカのニューヨーク。
育った環境がそもそも英語圏なのです。
なので英語と日本語の両方のネイティブだと言えると思います。
個人的にどの歌も好きですね。
キングダムハーツの歌なども歌っていたりすので、世界のゲームファンにもその音楽が今後も広がっていきそうです。
嵐は日本では誰もが知るグループですね。
そして来年いっぱいでの活動休止の発表もありました。
嵐はアジア圏で知名度はあっても、それ以外の地域ではあまり知名度がないというのが恐らく現状です。
ですが、今後海外を視野に入れていることをうかがうことができます。
それがSNSの解禁です。
また、新曲の「Turning up」はこれまでの曲とは違い、今世界で注目されているK-POPアイドルに近い売り出し方がされているとも言われています。
ちなみに上記動画がTurning upですが、確かに英語を多用していますし、ノリや雰囲気も今までの嵐とは打って変わっている気がします。
実際そのMVの制作やプロデュースは外国人で固められているそうです。
自分が取ったアンケートの中でも1名、“嵐”と答えてくれた人もいました。
今ジャニーズは大変革期なので、もしかしたら今後本腰になって世界に向けて動き出すかもしれません。
その初めが嵐となるのか、それともまた別のグループとなるのか、気になるところです。
ここで突然懐かしのピコ太郎ですが、知名度、と言ったらやっぱりピコ太郎の知名度はすごいです。
やはりYouTubeの拡散力はすごいです。
なによりその引き金となったのはジャスティン・ビーバーですね。
ジャスティン・ビーバーが紹介したことにより「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の動画が一気に海外に拡散です。
最終的に、なんとビルボード入り!!
2016年のビルボードの全米シングルチャートで77位となりました。
ピコ太郎恐るべしです!Σ(゚Д゚)
今後もまたPPAPのようなインパクトのある曲が出てくるのか期待したいところです。
正直LiSA?って人も多いかもしれません。
アニメが好き、声優やアニソンが好きって人なら恐らくほぼ知っているのではないかと思います。
ここで自分がLiSAをピックアップしたのは決して自分がアニメファンだから、という理由だけではないんです。
LiSAは実際にアジアを中心に海外9カ国で35公演を行っています。
昨年2018年にはシンガポール・香港・台湾で公演をしています。
2017年の台湾とシンガポールのiTunes J-POPのカテゴリでは1位、香港とタイのiTunes J-POPカテゴリでは2位に入っています。
やはりアニメの「ソード・アート・オンライン」の影響がかなり大きかったのではないかと思います。
大ヒットしたアニメですが、その主題歌である「crossing field」「Catch the Moment」「unlasting」は全てLiSAの曲です。
また最近では「鬼滅の刃」も人気ですが、こちらも主題歌である「紅蓮華」はLiSAです。
アニメの主題歌を通して海外のアニメファンの間に一気に広がっていったという形です。
アニメの枠から今年は紅白にも出場が決定しました。
国内国外で一気にまた知名度が上がり、今後も人気が上昇しそうな注目の歌手です。
ボーカロイドといったら初音ミクですね。
人間じゃないけど入れようかどうしようか迷いましたが、もうAIも活躍する時代ですし、未来はもうあんまり関係もなくなるだろうし、とピックアップしました。
海外ではボーカロイドの専門サイトもあったりして、初音ミクは人気です。
最初自分は日本だけで人気なのだろうな、と思ったら普通に海外でも人気でした。
YouTube動画も数百万回再生されている初音ミクの動画のコメント欄はほぼ英語。
びっくりしたのは、実際にアメリカ・シンガポール・台湾でも初音ミクのライブが行われていたこと。
透過スクリーンに初音ミクを投影して躍らせたりして実現したそう。
上記YouTubb動画もバンプが初音ミクとコラボしてます。
「ray」もすごく良い曲だ。
みんなで作り上げていく、っていう部分が良かったのかもしれませんね。
各国のクリエイターが協力して自国語等に変換したり音楽を作ったりして、それぞれの初音ミクを作り上げています。
今後はもはやジャパニーズバーチャルアイドルが人間より先に世界で人気を博す日が来るのかもしれません。
正直な話をしますと、“日本のアーティストは海外で有名か?”というと、有名ではありません。> <
海外の反応などを見ると、日本のバンドは有名なんだな~と錯覚しそうになりますが、反応しているのはあくまで“そもそも日本が最初から好きな海外の人”なのです。
自分が今回あげたアーティストの方々も、海外で活躍されていますが、やはりアジアや一部の国等限定的で、知っているのもあくまで“そもそも日本のことが最初から好きな人達”です。
唯一BABYMETALが認知されつつありますが、それでもきっと日本が好きでも嫌いでもない、ごく普通の一般の人に聞いたら、“誰ですか?”となる可能性は高いと思います。
日本には韓国のBTSのように、一般の人でも普通に知っているような著名な歌手やバンドは現在いない、というのが実際です。
ですが、上記にあげたように、今はたくさんの日本のアーティストが海外に目を向け進出し始めています。
今後は世界の誰もが知るような日本人の歌手やバンドが出てくるかもしれません。
個人的に日本には海外のアーティストにも引けをとらないような素晴らしい才能を持った人達がいるので、その才能をぜひ世界でも大いに発揮してもらいたい限りです!
2019年度はこれが最後の記事となりますが、今年も最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
英語が使えると、コミュニケーションから今回のテーマの音楽まで、一気にできることの幅も視野も広がります。
来年2020年はいよいよオリンピックも始まるのでますます使用する機会も増えていきます。
ぜひ今まで培ってきた英語を今度はアウトプットしてみてください!!