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細田守監督の最新作、「竜とそばかすの姫」が先日公開されましたね!
自分も早速見に行ってきました。
海外の友達と話している時に、説明しようとすると、ベル、と言われたので一瞬?でした。
実はこのベル(Belle)が竜とそばかすの姫の英語タイトル、全然日本語のタイトルと違う!!Σ (゚Д゚)
せっかくなのでここでは竜とそばかすの姫から時をかける少女まで、細田守監督の歴代の作品の英語タイトルも年代順にご紹介したいと思います。
目次
「竜とそばかすの姫」 → “Belle”
えっ?なんでBelle?って思った人も多いと思います。
自分も映画を見る前は?だったのですが、主人公のアバターの名前がBelleだということが分かりました。
鈴・呼び鈴を意味するBellではなく、eが語尾につくBelleとなりますのでご注意ください
ちなみに竜とそばかすの姫を直訳するとThe Dragon and the Freckled Princess
竜はDragon、姫はPrincessです。
そばかすって単語意外に知らない、もしくは忘れてしまっている人も多いですよね。
自分も過去に覚えたはずが、あまりに使わないのですっかり忘れていました・・。
そばかすはFreckleでした。
そばかすは1つ、ということはめったにないと思うので、Frecklesと複数形にして基本的に使います。
そばかすと言うと自分はジュディマリを思い出します。
るろうに剣心のオープニングテーマでした。
「未来のミライ」 → “Mirai”
まさかのまんまでした。
未来は英語でFutureですね。
ミライは未来から来ているので、Mirai from the FugureもしくはMirai in the Futureあたりになるのかと思っていました。
実際は日本語読みでそのままMiraiでした。
竜とそばかすの姫のように、やはり短くてシンプル、というのが重要なのかもしれません。
「バケモノの子」 → “The Boy and the Beast”
Beastは獣・野獣です。
人間に対してもひどい人・むごい人、という意味で使うことができます。
「美女と野獣」もBeauty and the BeastでBeastが使われていました。
バケモノの子はほぼ直訳なのですね。
MiraiのようにあえてそのままBakemonoと訳されているかも、と思ってしまいました。
もののけ姫のもののけはそのままMononokeと訳されています。
あえてまんまでいくか、しっかり訳すか、どっちを採用するのかの基準が気になるところ。
「おおかみこどもの雨と雪」 → “Wolf Children”
おおかみはWolf
複数形ではWolvesとなりますね。
雨と雪という個人名は訳さず、Wolf Children(狼の子供達)とまとめて訳されていますね。
「サマーウォーズ」 → “Summer Wars”
これはもはや説明する必要もないですね、ですがあえてさらっと説明しますが。
Summerは夏、Warsは戦争、ですね。
Warに関しては複数になっていますね。
Warは数として数えられる可算名詞でも、数えられない不可算名詞でも使うことができます。
戦争を一種の概念として捉えた場合、Warと数えることのできない不可算名詞となります。
実際に起こっている具体的な1つ1つの戦争・戦闘と捉えた場合、Warsと複数形にすることができます。
また、ある一連の戦争を1つ1つ区切りとして捉えるか、まとめて1つの戦闘として捉えるかによっても単数・複数系と異なってきます。
サマーウォーズは仮想世界の戦いが現実世界での戦いにも繋がり、何度も戦が繰り広げられています。
だからWarsなのだと思われます。
「時をかける少女」 → “Girl Who Leapt Through Time”
Leapは跳ぶ・飛び跳ねる・跳ぶように動く、といった意味があります。
Leapの他にはJumpという言葉もありますね。
Leapが跳躍による移動に重点が置かれているのに対し、Jumpは跳躍そのものに重点が置かれているのが違いです。
時をかける少女は、時間を飛び越えていくという部分がテーマでもあるので、跳躍による移動に重点を置くLeapが使われるわけです。
Throughは~を通して・~を通って・~を貫いて、という意味があります。
Leap throughで跳躍して通りぬけ、転じて、かけて、かける、となったわけですね。
今年2021年に公開した竜とそばかすの姫から2006年に公開した時をかける少女まで、細田守監督の作品の英語タイトルは下記の通りとなります。
竜とそばかすの姫
Belle
未来のミライ
Mirai
バケモノの子
The Boy and the Beast
サマーウォーズ
Summer Wars
時をかける少女
Girl Who Leapt Through Time
BelleとMiraiが自分には意外な訳でした。
限りなくシンプルな訳ですね。
Miraiに関してはもはやすがすがしさすら感じます!
竜とそばかすの姫は先週映画館まで見に行きましたが映像と音楽が良かったです!
今後の細田守監督の作品も楽しみですね!
竜とそばかすの姫
公式サイト
https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/