初めての海外一人旅！男女ともにお勧めな国！

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自分が初めて一人で海外に行ったのは確か23歳、オーストラリアの自給自足のコミュニティーを見に行ったのでした。
その後旅の楽しさを知り、中国からギリシャ、ギリシャからモロッコまで2回に分けて長期旅行をしました。

ここでは自分が旅した経験を踏まえ、プラス他のサイトのランキング等も踏まえ、自分がお勧めしたい国を5段階評価(5が満点)でご案内します！

台湾

フリー素材より台湾九份

正直台湾は自分は行ったことがありませんが、友人の話を聞いたり、情報を調べたところ、ここが一番一人旅が初めてという方に総合でお勧めできるのではと感じました。

まず一番よく聞くのがとても人が気さくで親切という点です。
とても親日なのだそうです、もちろん全ての人が親日ということはないと思いますが、基本的にみな親切なのだそうです。

治安に関しても悪い噂は聞いたことがなく、実際に住まわれていた方の情報を確認したのですが、治安は日本とほとんど変わらないとのことでした。
ただ夜間のタクシー利用は基本黄色の公式タクシー以外利用しない方がよい、夜市ではスリに気を付ける等の情報があります。

食事に関しては、小籠包の総本山があったり、台湾のかき氷も一時期日本でもポピュラーになりましたよね。
面白いのが朝食を専門とするお店も人気らしく、阜杭豆漿(フーハンドージャン)という一番人気のお店では1時間近く並ぶこともあるようです。

食事 : ★★★★ (4)
治安 : ★★★★ (4)
物価 : ★★★ (3)
アクセス : ★★★★★ (5)
住みやすさ : ★★★★ (4)

タイ

タイアユタヤ側のナイトマーケット

タイはとにかく滞在していて楽だったイメージがあります。
とりわけカオサンロード。
カオサンロードだけタイの中でもちょっと異国で、いろいろな国の人が密集していて同じ日本人を見かけることもよくありました。
夜まで賑やかな場所です。

治安に関しては、自分は一度も危ない目にあったことはありませんでしたが、日本や台湾よりは少し悪いと思ます。
といっても基本的には安全です。
ただ夜人気のない方面に出歩いたりすると危険ですし、スリなどもいます。
ですが日中はまず安全です、1人でも普通に街を歩いて問題ないです。

食事はすごくおいしかったです。
パッタイという台風焼きそばにグリーンカレー、フルーツジュースと本当に毎日のように食べていましたが飽きることはありませんでした。
お祭りでなくても屋台で普通に出店が通りに出ているので気軽に食べ物を買えます。

物価に関してもとても安かった覚えがあります。
例えば、自分はカオサン通りの安宿に泊まっていたのですが、シングルでも一泊600円～1000円の間ぐらいだったと思います。
安宿と言っても、あえて激安の宿には泊まらなかったので、ちゃんとベッドなども綺麗に整理されていて快適に泊まることができました。
料理も一食150円あれば上記パッタイと他にもちょっとしたものを食べたり飲んだりできるのでかなり食費も安くすみました。
もちろんちゃんとした外国人向けのレストランに行ったら2倍3倍とかかります。

物価は自分が旅していた10年前より若干上がっていますが、調べた限りでは今も大きな誤差はなく日本の半分の価格で何でも楽しめると思います。

食事 : ★★★★ (4)
治安 : ★★★ (3)
物価 : ★★★★★ (5)
アクセス : ★★★★ (4)
住みやすさ : ★★★★ (4)

トルコ

トルコサフランボルの街並み

トルコは今まで言った国の中で一番親切だった、というより親切過ぎ！
街を歩けば必ず誰かしら声をかけてくれます。

最初インドの後で、またお金でしょと全部無視していたのですが、ある時も～い～やと一度誘いにのったら、普通にお茶とお菓子ご馳走してくれて終わり。
えっ？ほんとにただ話したかっただけなの？
それ以来声をかけてくれる人にはちゃんと応えるようにしましたが、最終的に毎日のように声かけられたものの全員すごく良い人でした。

なので治安に関してはとても良いです。
ただこれはトルコ西側の話でシリアに近い東側にいくと治安はあまりよくありません。
また西側でもイスタンブールは客引きがしつこかったりします。

物価に関しては安いです。
タイよりは若干高いけど日本よりは安い、多分半額～3/2ぐらい。
ざくっと言うと、タイ・ベトナム・カンボジアといったアジアの国より物価は高いけれど、ドイツやオランダ等のヨーロッパの国よりは安い。
ちょうど中間の物価だと感じました。

食事に関しては自分はどれもとても美味しかったです。
ケバブとか有名ですね。
ですが、それ以外にもドルマといったお米や野菜などを包んだ料理や、豆料理のフムス等、他にもたくさん伝統料理があってどれも美味しいです。
とりわけできたてのバゲットのパンがびっくりるすぐらい美味しくて、しょっちゅうパン屋さんまでできたて狙って買いに行ってました。

自然もカッパドキア等では素晴らしい景色を満喫することができます。
ホテルも洞穴ホテルなるものも有名で、自分も少しの間泊まってましたが、本当に洞窟の中にいるようで楽しかったです！

個人的には世界遺産の街であるサフランボルすごくお勧めです。
都心から離れた小さな町で、観光客もそんなにいないのですが、すごく落ち着けて石畳の道や伝統的な家などもトルコの歴史を感じさせてくれます。

食事 : ★★★★ (4)
治安 : ★★★★ (4)
物価 : ★★★★ (4)
アクセス : ★★★ (3)
住みやすさ : ★★★★ (4)

スイス

スイスツェルマットの山並み

スイスは本当にお勧めしたい国です。
正直初めて日本以外で住んでみたいなと思えた国がスイスです。
人・自然・治安どれをとってもスイスが断トツでした！

ただ初めての方に絶対ここですとお勧めできなかった理由、それが物価です。
これだけが唯一の、そしてけっこうでかいネックです。
なんにしてもとにかく高い、普通に食事して旅行してたら日本の2倍以上かかります。
マックで普通に食事してたら1000円超えます。

でもそれを打ち消すぐらいに人が素晴らしい！
自分が旅をしていて街中で地図を開こうものなら、もう誰かしら必ずチラチラ見初め、最終的に“だいじょうぶかい？”と必ず声をかけてくれる。
夜中に道路渡ろうとしていたら、ズンドンとウーファーきかせた車がきて、スイスも日本と同じ感じの若者がいるんだなと思っていたら、なんと自分の目の前でわざわざとまって道を渡らせてくれた。
誰もかれもすごく親切！！

また自然も本当に壮大で綺麗！
マッターホルン近辺では、アルプスの少女ハイジの光景がまさしく目の前に広がります！
チューリッヒは都会なのに、中心部を流れる川がもう底まで見渡せる程に澄んでいました。

もうスイスはどこにいても本当に癒されました。
正直お金を払った以上のものを体験できたと思います！
もしお金もそんなに気にしないというなら自分はスイスが断トツでお勧めしたいです！

ちなみに食事はおなじみですがチーズホンドゥが有名です。
後はポテトを使った伝統料理があったり、チョコレートも安くておいしいのでお勧めです！

スイスの方々は英語もみなさんとても上手かったです！

食事 : ★★★ (3)
治安 : ★★★★★ (5)
物価 : ★ (1)
アクセス : ★★ (2)
住みやすさ : ★★★★★ (5)

モロッコ

モロッコフェズのバザー

モロッコはバザーなどおしゃれなものを買うなら断トツでお勧めです！
女性など特に楽しむことができるなと感じましたし、実際1人旅をしている日本の女性の方にも何人か会うことがありました。
もうマラケシュやフェズなどは迷路になっていて、バザーから抜けるだけでも一苦労です。

アフリカなので治安はだいじょうぶ？と不安になるかもしれませんが、アフリカの中で治安が良い国の1つと言われているのがモロッコです。
ただ、もちろんスリなど軽犯罪はありますのでそこは気を付けてください。
また、アルジェリアの国境付近も治安はあまり良くないのでそちら側は十分注意が必要です。
日中ただ街を歩いている分には問題ないと自分は感じました。

物価も安いです、タイと同じぐらい、もしくはそれより安いかもしれません。
ローカルなお店なら食事しても300円もあれば十分まんぷくになれます。
お土産などもかなり安く買えます、ゆえにぼったくり価格には十分注意が必要です。
日本感覚で買うと後から実は1/3で買えた等普通にあります。

食事はタジン鍋が本当においしかったです。
タジン鍋は普通の料理より若干値が張るのですが、それえでもローカルレストランに行けば500円もあれば食べれてしまいます。
ぐつぐつ出来立ては本当においしいですよ！

モロッコはもし砂漠に興味があったらぜひサハラ砂漠のツアーに参加してみてください！
自分はラクダに乗ってサハラ砂漠に行きましたが、砂漠の中で見る夜空は本当に綺麗でした！
星ってこんなにあるんだと思いましたね！

ちなみにフランス語が得意な人はフル活用してください！
正直英語があまりモロッコでは通じず、むしろフランス語の方がみなさん達者でした。

食事 : ★★★★ (4)
治安 : ★★★ (3)
物価 : ★★★★★ (5)
アクセス : ★ (1)
住みやすさ : ★★★ (3)

オーストラリア

オーストラリアクリスタルウォーターズ

オーストラリアは自分が初めて一人で海外を訪れた国です。
雄大な自然に感動しました、というかほぼファームステイだったので、自然の中にいる機会がそもそも多かったのです。

人も親切でみなフレンドリーでした。
ただ、後から聞くと差別に合った人もちらほらいるみたいで、白人だから黄色人種だからと差別する人も少数ながらいるようです。
自分は巡り合わせがよかったのかもしれません。

治安も自分はブリスベン近郊や山や村っぽいところにしかいなかったのですが、特に危ないと感じたことは一度もありませんでした。
基本オーストラリアは治安が良いと思います。
ですが、オーストラリアももちろん軽犯罪はありますので、そこは注意をしてください。

料理は自分は基本ホストの方の作ってくれた食事を食べていたので美味しかったのですが、普通のお店の料理は正直可もなく不可もなくといった感じでした。
これといった伝統料理も発見することはできませんでした。

ただクッキーは美味しかった！
そしてティムタムも！
ティムタムはオーストリアでポピュラーなお菓子で日本でもカルディとかで買えますよ、オーストラリアの2倍近くしますが。

物価は基本的に日本より少し高いですね、1.2倍ぐらいでしょうか。
ですが果物や野菜等、ものによっては日本よりずっと安かったりします。
けれど外食や宿など、基本的には日本より若干高かったです。

オーストラリアはゴールドコースト等、日本人も多かったりするので比較的旅行しやすいのではと思います。
個人的には次はパース方面に行ってみたいです

食事 : ★★★ (3)
治安 : ★★★★ (4)
物価 : ★★ (2)
アクセス : ★★ (2)
住みやすさ : ★★★★ (4)

オランダ

オランダザーンセスカンスの風車

オランダは治安が良くて、少し都心を離れると大きな風車が平原の中でまわっていたりして、とても癒されました。
ミッフィーの作者であるディックブルーナもオランダユトレヒトの出身です。
ここもミッフィーの信号が駅前にあったりして歩いていて楽しかったです。
オランダはアムステルダムやロッテルダム等の大都市ももちろん良いのですが、個人的にはもっと離れた田舎の地方がとてもお勧めです。

ただ物価は台湾やタイのように安くはないです。
普通に外食したら日本と同じぐらいだと思います。
宿の値段も普通のホテルだと日本と変わらないと思います。

ですが上記はお金のことを何も気にせず普通に観光旅行したらという話です。
食事はスーパーで買えば、日本より安く買えます。
ビールやチーズなどに関しては日本の半額近くで買えるのではと思います。
野菜ももちろん日本より安く買えます。

宿に関してもバックパッカーズハウスやユースホステルで泊れば3千円前後で泊れます。
ただ、シングルにすると4000円～5000円ぐらいになるかと思います。

旅行が初めてでも細かなことを気にせず旅行を楽しめるのが良いです。
ちなみにオランダの人は英語ほぼ皆話せる感じでした、しかも上手かった！

食事 : ★★★ (3)
治安 : ★★★★ (4)
物価 : ★★ (2)
アクセス : ★★ (2)
住みやすさ : ★★★★ (4)

ドイツ

ドイツローデンブルグの街並み

ドイツは本当にパンがおいしいです！
毎日のようにパンとプレッツェル食べてました。
ビール好きにもドイツはたまらないですね！

ただ物価は日本より若干高いです。
物によっては日本より安いのですが、でも基本的には外食などすると日本より高くつきます。

治安は正直場所によりけりです。
個人的な感想ですが、フランクフルトはあまり治安がよくないと感じました。
ミュンヘンも昼とかはだいじょうぶですが、夜遅くなどは治安があまり良くないなと感じました。
って夜中に出歩いている時点でそもそもよくないのですが。
ですが、ブレーメンやローデンブルク等、大都市から少し離れた町にいくと、日本と変わらず治安が良いと感じました。

人はみんな親切でしたよ！
時間に几帳面なところ等、性格も日本人に近いと言われていますね。
英語もオランダの方と同様みなさん堪能でしたね！

とりあえずドイツに行ったら、パンとビールはぜひご堪能ください！

食事：★★★ (3)
治安：★★★ (3)
物価：★★ (2)
アクセス：★★ (2)
住みやすさ : ★★★★ (4)

まとめ

上記の国は、台湾を抜かして自分がこれまで旅した中でも、初めて行くのでしたらいずれもハードルが低いと感じた国々です。

治安も一定レベルより良い国を選びました。
けれどどこに行くにしても、バッグはたすき掛けにする、お金は大量に持ち歩かない、出さない、夜遅く出歩かない、人気のない場所に行かない等、最低限の注意は払うことが大切です。

それができれば、後は一歩を踏み出す勇気ですね！
自分も初めて海外に一人で行った時はとても緊張しました。
でも行って本当に良かったと思っていますし、これからもまた行くと思います、まだ訪れたい国はたくさんあるので。
正直日本国内もいろいろ行きたくはあるのですが。

ぜひ旅先で英語も使って現地の人とたくさんコミュニケーションも取ってみてください！