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ドラマはカタカナなので、そのまま英語でもドラマと使えそうな気もします。
ですが、日本のカタカナはそのまま同じ意味で使えるものもあれば、日本オリジナルの和製英語だったりすることも多々あります。
このドラマも自分は以前はそのまま使えるでしょ、っとdramaとそのまま使っていましたが、厳密に言うとちょっとニュアンスが違っていました。
ここでは日本のドラマと海外のDramaの意味の違いを解説できればと思います。
目次
日本のテレビの連続ドラマの意味で使いたい場合、英語では“TV drama”や“TV drama series”を使います。
その他、“TV series”や“TV serial”も同様の意味で使うことができます。
日本のドラマの意味で“Drama”と単体で言ってしまうと、英語では“演劇・戯曲”の意味になってしまいます。
舞台の演劇とテレビドラマでは随分イメージも変わってきてしまいますね。
ちなみに日本のお昼頃にやっている、昼メロドラマはSoap operaと言います。
Soap、つまり石鹸、そしてオペラ、すごい組み合わせですが、ラジオ番組から生まれた呼び名だそうです。
1950年代当時はラジオ番組の主なスポンサーが石鹸メーカーだったため、ソープオペラと呼ばれるようになっっていったのだそうです。
同じテレビのドラマでも昼メロドラマは全然違う英語になるのですね。
Drama関連ということで、No dramaというフレーズも英語にはあります。
オーストラリアでとりわけ頻繁に使われるフレーズです。
ここでのドラマはドラマチックな出来事・いざこざ・ドタバタ、という意味合いです。
No dramaは否定で打ち消しているので、“なにもなかったよ・たいしたことないよ・だいじょうぶだよ・平気だよ”という意味になります。
No problemやNo worries等と同様の意味ですね。
また、No dramaは海外でルームシェアの際にも文面に記載されていることがあるそうです。
ここでのDramaは“いざこざ”や“面倒”ということです。
つまり、“いざこざや面倒を起こさない人を募集しています”ということです。
日本のドラマは、“TV drama”や“TV drama series”、また“TV series”や“TV serial”を使って表現することができます。
ドラマと単体で言うのではなく、最初に“TV”をつけることで海外の人も私達が意味する日本のテレビドラマのことだと意味をしっかりと理解することができます。
カタカナはついそのまま自分も使ってしまうことがあるので、今後もちょっと一呼吸おいて、本当に英語でも同じ意味合いで使われているのか調べてから使うようにしたいと思います。