ブログ、動画、旅行、ビジネス等、個人でも英語を使って世界に自分を発信!
itaki (アイトーキ)は語学学習サイトとして評判のあるサイトですが、自分自身が先生となって言葉を教えることもできます。
もちろんボランティアではなく“有償”でです。
ということで、早速自身もトライしてみました。
と言いつつ、結論から言わせていただくと、トライする間もなく選考段階で落ちました! >_<
落ちるってあるんだ!!!
何曜日にどういう感じで教えようかな~、っとなぜか完全に受かった気で考えていたのでいきなり出鼻くじかれた形です。
自分どんだけ自意識過剰だったんだろう・・・。
自戒の念も込め、italkiの先生への応募手順から、応募するにあたって押さえておきたいポイントまでご紹介したいと思います。
これからよし先生になろうという方は、自分の二の舞にならないようぜひ参考にしていただきたいと思います。
目次
まず下記italkiウェブサイトにログイン後、トップページ上部より“FIND A TEACHER”を選択してください。
そもそのの最初の登録をされていない方は、登録手順・使い方等こちらご参考までにまとめています。
「ITALKI(アイトーキ)の使い方!(2019年日本語版)」
「ITALKI(アイターキ)の使い方!(2018年英語版)」
画面を下にスクロールすると右端に“Apply to be a teacher”というボタンがみえるのでクリックしてください。
1. PROFESSIONAL TEACHER (プロの先生)またはCOMMUNITY TUTOR (コミュニティー講師)の選択
PROFESSIONAL TEACHER(プロの先生)として応募するか、それともCOMMUNITY TUTOR(コミュニティー講師)として応募するかの選択をここではします。
プロの先生としての応募条件、コミュニティー講師としての応募条件がそれぞれ記載されています。
専門課程を卒業していなかったり、資格をもっていない場合はコミュニティー講師として応募する形になると思います。
応募条件や資格に全て目を通し、自分がどちらで応募するか決まったら一番下の“PROFESSIONAL TEACHER”または“COMMUNITY TUTOR”のどちらかを選択してください。
2. 動画及び応募可能言語の確認
Apply to be a Community Tutorという画面になります。
ここでは実際の自己紹介のデモビデオを見ることができます。
この自己紹介のビデオはPROFESSIONAL TEACHERもCOMMUNITY TUTORも全ての人が作ることになるので、再生してしっかりどのような形で自己紹介動画を作っているか確認することをお勧めします。
下にスクロールすると、“Please check this page first to see~ (~を確認するためまず最初にこのページを確認してください。)”と始まる文とリンクがありますので、ここをクリックしてください。
実際に今募集枠のある言葉が全て表示されますので、これから教えようとしている言葉がそこに表示されているか確認してください。
自分が見た時は日本語は募集していましたが、意外にも募集している言語は案外少なく、英語や日本語含めトータルで20言語もなかったような気がします。
これが確認できたら“I have everything prepared and want to proceed (準備ができたので次に進む)”のボタンをクリックしてください。
3. 個人情報の入力
Personal Informationには氏名や住所等適宜入力してください。
ちなみにPreferred IM/Chatは相手と授業をする形式を選択する箇所ですが、大抵の人はSkypeを選択しているとのことです。
プロフィール写真もここでアップするのですが、下記がアップする際の写真の注意点及びチェック項目です。
通常の履歴書に貼るようなプロフィール写真で問題ないと思います。
といっても顔は少しにこやかな感じの写真の方がよいと思います。
上記の項目に全てチェックを入れたら、“Save & Continue”ボタンを押してください。
4. ビデオのアップとプロフィール作成
後は最後に自己紹介のビデオをアップしてプロフィールを作成するのみです。
動画に関しては、下記注意事項があります。
自分に関しては動画はパソコン内のカメラを使用して作成し、YouTubeにアップしました。
それをそのままあげようとしたらなぜかうまくいかなかったので、最終的に動画をMP4でダウンロードしたものをアップしたらうまくいきました。
その後の、“Teaching Specialities”では、誰を対象に教えるか(初心者・子供・10代・ビジネス等)、適宜チェックを項目に入れてください。
“About Me”と“Me as a Teacher”には自己紹介文を入力してください。
About Meには個人的な趣味やレッスンで話したい内容等を、Me as a Teacherにはどんなことを教えるか、教えることに関するスキルやどんな経験があるか等詳細に記載することをお勧めします。
“My Lessons & Teaching Style”にはレッスンの内容やスタイルを記載します。
どんな方法で授業を進め、どんなトピックをカバーし、どのぐらいの速度で進めていくか等々です。
ここも細かく記載することをお勧めします。
“Teaching Material”では授業を行う際に何を使用するか記載します。
PDFやオーディオファイル、動画ファイル等、いくつか選択項目があるので、使用する予定のあるツール等適宜チェックを入れてください。
“Availability Status Description”はスケジュールを更新した時などに使用する場所です。
求めている生徒等の記載も可能です。
最後に“Save & Continue”を押して完了です。
後は結果を待つのみです。
早ければ数日、遅ければ7日~10日間かかるそうです。
応募件数の込み具合等によるようです
えらそうにいろいろ手順を説明をさせていただいた自分ですが、はい、そうです、おもいっきり落っこってます( ̄▽ ̄;)!!
ここでは自戒の念を込め、もっとこうしておけば良かったのかも(あくまで予想ではありますが)と感じた点をピックアップしてみます。
なんというかとにかく固い、何度撮りなおしてもかたい。
動画慣れしてないのもありますが、これ見ている方までかたくなってしまうよと思いました。
もうちょっと心に余裕をもって、リラックスして撮ることの大切さが分かりました。
自分が逆の立場だったら、カチコチのかたくるしい先生よりフレンドリーで笑顔の先生の方が受けたいってなりますしね。
自分の場合は日本語の教育課程をでているわけでも、資格がある訳でもなく、ただの素人なので、そもそも相手にすごいメリットがあるわけではありません。
ですが、そもそもプロの先生として応募してないので、それは関係ないとも言えます。
全く経験がない人でも受かっている人はいます。
では何が自分はダメだったのかなと思った時、素人でもこれだけのことを教えられるよ、こんなメリットがあるよ、としっかり伝えられていなかったと思いました。
それどころか、自分はプロとして教えた経験は全くありませんと、わざわざアピールしなくてよいことを冒頭からしゃべりだす始末です。
これ省いて、もっと相手のためになること話しておくんだった。
プロフィールに本当にありきたりのことを書いてしまいました。
One of themな埋もれる内容です。
あなたのペースに合わせます、話す内容はなんでもOK、誰でもウェルカム等、なんというか誰しもが書いていそうな、自分の個性やキャラが全く伝わらない平凡なプロフィールでした。
プロフィールを見て、ぜひこの人から受けてみたいと思ってもらえるようなプロフィールを掲載しましょう。
もうこれ言ってしまったら終わりですが、単純に魅力がないんです。
面白味がないんです。
正直自分で動画見ても、“ふ~ん、っで?”みたいな内容。
やっつけで作った感満載の動画。
よくウェブサイト等は見るか離れるか判断するのに3秒などと言われますが、ほんと3秒すらかからず離脱されそうな動画の出来上がりでした。
本当に見る相手をしっかり意識して作ることの大切さを実感することができました、後からですが。
自分は最終的に今回先生にはなれませんでしたが、実際どのぐらいの金額を先生になるともらうことができるのでしょう?
正直人によって設定金額はまちまちです。
基本プロの講師の方は1時間$15~$25等、アマの講師に比べて少し高く設定している人が多いです。
一方でアマであるCommunity Tutorは1時間$8~$15等で設定している人が多いです。
上記はあくまでざくっと自分が見た平均なので、プロの講師もアマの講師ももっと高く金額を設定している人もいればもっと低く設定しているひともいます。
また、設定した金額はまるまる先生の収入となるわけではありません。
例えば仮に1時間$10で設定した場合、italkiの手数料として15%がひかれるので、実際振り込まれる金額は$8.5となります。
そう考えると1時間$8等に設定すると、確かに受ける側としては安くてありがたいですが、先生としては実際の利益は$6.8、最終的に時給750円程になってしまいます。
コンビニのバイトの方がほっぽど稼げる!!!
と言っても、最初から$10や$15でやっても、プロの先生ならまだしも、教えた経験のない一般の人がやってしまったら高くて恐らく誰も買ってくれないと思います。
なので、最初だけは評価を重ねるためにも安い金額で設定することをお勧めします。
そこから徐々に評価が積み重なってきたら$9、$10等徐々に値上げしていくのが良いかと思います。
まずはお金より何より評価・信用が一番大切です!
実際ちゃんと買ってくれるの?という話ですが、自分が確認した限りでは、プロでもアマでも購入してもらえる人は数百回購入されています。
購入してもらえる人は購入してもらえますが、購入してもらえない人はほとんど購入してもらえない、そんな構図が出来上がっていると思います。
せっかく応募して通ったのでしたら、たくさんの方に購入してもらえるような先生になりたいですね!
とりあえず落ちてしてまったものは仕方がない。
落ちた場合はこんな内容のメールが届きます。
以下自分がザクっと訳した結果通知です。
“italkiでは日々たくさんの応募を承っておりますので、全ての方からの応募をお受けすることはできかねる次第です。
この度あなたの応募をお受けすることができなかったことは大変残念です。
ですが、また機会があった際にはこちらから連絡させていただくこともあるかもしれません。”
なんか気遣われてしまっているところがダブルで自分イタイ!!
大学の時の数々のお祈りメールを彷彿とさせられ、ちょっと遠い目になる(  ̄- ̄)
うん、きっとこの世にいらない人間ではないはず、たまたま縁がなかっただけだよ、と次の願書に日付と名前を書き始め・・、って危ない危ない、アナザーワールドにいくところだった。
落ちたのもきっとなにかの縁、もはやなんでも強引にもってきますが、せっかくなんで直接italkiのサポートに連絡してみました。
いや、もちろんクレームとかじゃないですよ、なんで落としたんだ!!みたいな。
いや、でもそっと、はっきりダメだった理由教えてもらえたらより嬉しかったなとは付け加えましたが。(クレームじゃん!!)
送った内容は、図々しくも、また将来チャレンジしても良いですか?という内容です、落ちたそばから!
ダメですとか、もしくは返答にごされて終わるかなと思っていたらitalkiの方、とても丁寧にしかも正確な答えを返してくれました。
こ~ゆ~はっきりした回答が自分はとても好きです。
以下また自分のさくっと翻訳した返答文概略です。
“私達は毎日本当にたくさんの応募依頼をいただきますため、各言語に関して大きなリミット制限を設けています。
同じ言葉を話せる方でしたら、マルチリンガルだったり、作りこまれた熱意のある自己紹介動画だったり、他の応募者よりひときわ目立ったものを持つ方を優先しております。
また、仮に先生を受け入れ過ぎて、先生の供給が多過ぎて受講する生徒が圧倒的に足りない等、そのようなことを避けるためにも定数に制限をかけさせていただいております。
あなたの応募に関しては、不備はありませんでした。
ただ、応募が毎日たくさんありますので、その中からお受けすることはできなかった次第です。
ですが、もしあなたが応募動画やプロフィールを改良したり、もう1度応募を検討される場合にはこちらから再度応募してください。
他にも何かご質問があればおたずねください。”
これもっ回応募してオッケーですよということで捉えてしまってよろしいでしょうか?
やはり予想していた通り、自分の自己紹介はone of themの特に目立ったこともなかった部分が却下された理由ですね。
そうです、1度落ちた方もめげないでください、1度落ちたら、むしろいろいろ学べて儲けものと2度3度とトライするのみです!
先生にいきなり自分のように挑戦するのも良いのですが、1度自分自身が生徒の立場になって受けてみるのもありだと思います。
特に日本語学校等で正式に生徒に日本語を教えたことがない人等は、実際の流れを掴むうえでも良い経験になると思います。
正直自分も仮に先生に合格していきなり教える側になったとしたら、どんなカリキュラムや教科書を用意してどんな風に進めていけば良いのか等、いろいろきっと後で悩んだはずです。
実際に自分が生徒として受けてみることで、こ~ゆ~風なカリキュラムを作って、こんなものを用意すればよいのか等、いろいろ見えてくる部分があるんじゃないかと思います。
生徒として自分が授業を1度受けてみる場合、できる限り正式な英語教師の資格を持っていたり、実際に学校や塾等で人に指導した経験がある人を選ぶのが良いかもしれません。
プロの方からは学べるものがたくさんあると思います。
もちろんこの人はすごく自分に合いそうだ、という人柄を基準で決めても全然よいと思いますが、そこにプラスで専門のスキルや経験を持っている方ですとなお良いと思います。
いや~、でもまさか落ちると思わなかった!
ま~当然と言えば当然の結果ですが。
自分がitalkiの先生を受けた理由は、1つはこのブログの中で実際どういうものか紹介したかったから、もう1つはけっこう海外の人から日本語教えてと言われることが多かったからです。
1名2名でたまにでしたらボランティアで教えても全然良いのですが、3名4名となってくると、さすがにボランティアとして1回1回時間をさくのもなかなか厳しい。
だったら有償で、その代わりしっかりと時間を割いて教えてあげるのが良いと感じたからです。
ま~その夢も今回はかなく散ったわけではありますが・・。
ということでまとめると、先生になるにはきらっと輝くプロフィールと動画を作ってねということでした!
日本語は個人的な実感ですがけっこう需要ありますし、ぜひ教えるだけでなく、楽しいコミュニケーションを築ける先生になってください!!
PS. italkiについて詳しく知りたい方はこちらもご参考までに。
「ITALKI(アイトーキ)の使い方を一から解説!(2019年日本語版)」
「ITALKI(アイターキ)の使い方!(2018年英語版)」