羨ましいの英語は 本当に”I envy you”?ネイティブが使う表現

考える女性(ボリューミーの英語を考えているイメージ)
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羨ましい、と英語で伝える時に自分はいつも“I envy you”を使っていました。

が、実は英語の“I envy you”は日本語でいう“羨ましい”のニュアンスにはならないのだとか。
というより、むしろネガティブな意味合いに聞こえてしまうそうです。

全然知らなかったよ、今まで頻繁に使ってた、なんてことだ。> <

っというより羨ましいって英語で伝えるのにこれ以外の表現を知らなかったよ~。
今まで自分のI envy youに返答してくれた人達は一体どんな心境で答えてくれていたのだろ~。



I envy youはネガティブなイメージ

恐らく自分に限らず多くの人が“羨ましい”に対応する英語として“I envy you”を使用しているのではないかと思います。

というのも、羨ましいの訳として辞書にI envy youが載っていたり、学校で学んでいたりするケースもあったりするからです。
と言っても自分がこのI envy youに出会ったのは10年以上前の話なので、今はより適切な訳に変わってるかもですが。

これ日本人だけでなく、海外の人(ノンネイティヴの人)も同じだそうです。
ノンネイティヴの人も同じく羨ましいの意味合いでI envy youを使っている人が多いのだとか。

ですが、ネイティヴの人がI envy youと返されると、なんか不思議な感じ・違和感のある感じ、に聞こえるのだそうです。

というのもI envy youはあまり日常会話で使われることはなく、意味も日本語でいうところの“羨ましい”とは異なるためです。

例えば、相手がすごくお金持ちだったり、すごく立派な家に住んでいたり、すごくかっこいい車を持っていたり、そんな時に使うのが“I envy you”なのです。

自分が持ってないものを相手が持っている、それをうらやみ手にしたい、そういった感情がI envy youには含まれるのです。

日本語で言うところの“羨ましい”に含まれるポジティブな意味合いはなく、“妬み”に近いニュアンスが含まれています。
プラスでenvyはjealousより、より重く、強めのニュアンスを含んだ表現になります。

I’m jealousがナチュラル

それではI envy youの代わりに何を遣えば良いのだろ~?(・_・?)

ここで登場するのが“Jealous”です。

日本語の“羨ましい”の意味合いで“I’m jealous”が日常会話で使われる表現です。

Jealousにも嫉妬や妬みなどのネガティブの意味合いは含まれます。
ですが、日本語でいう羨ましいにあたる、ポジティブな意味合いも含まれているのです。

状況によってポジティブにもネガティブにもなる単語ですね。
日本語の“ヤバイ”、と似た感じでしょ~か。

日本語で考えるポジティブな意味合いを示したい場合は、“I’m jealous”が一番自然だそうです。
自分もできたらいいな~・自分も欲しいな~、そしてそこには良かったね~というポジティブな意味合いも含んでいる、そんな時に使えるのが“I’m jealous”です。

今度海外に行くんだ~、と友達に言われ、“いいな~、私も行けたらな~”、という感情を伝えたい時、“I’m jealous”を使うことができますね。

A : I visit UK next month
B : I’m jealous
A : (来月イギリス行くんだ)
B : (羨まし~)

I’m jealousを使用する際の注意点

ちなみにI’m jealousという英語は日常でよく使われる表現なものの、男性はめったに使わないそうです。

基本、“女性が使う表現”、となります。

英語圏の男性には“羨まし~”となる概念がそもそもないから使われないのだそうです。

えっ?そ~なの?( ゚o゚)
と自分は思いました。

日本ですと、男性でも“いいな~、羨ましいな~”とか普通に使いますよね。

面白いな、文化差だろ~か。

I’m jealousの代わりに使える表現

I’m jealous、っというと、なんとなく日本人には“嫉妬”という意味合いの印象が強いのではないか、と思います。
ジェラシーを感じる、と言う表現にもやはり嫉妬のイメージがあります。

思えば、自分が“I’m jealous”と言われたことがあったのを思い出しました。

ちょっとなんの話題に対して言われたのかを忘れてしまったのですが、女性だからjealousって言葉を使うのかな~、ぐらいにその時は思っていました。
ですが、仮に日本語で“羨ましい”と言われていたら、恐らく今もこの会話を思い出すことはなかったと思います(自然な反応なので記憶に残らない、という意味で)。

I’m jealousは、確かに自分(男性)が今度“うらやましい”と伝えたい状況に遭遇した時、なんとなく使うのに違和感があります。

そこで、代わり、として使えるのが、下記の表現です。

“Lucky you”
“You’re lucky”
“Cool”
“Great”
“Wonderful”
“Awesome”

等々です。

状況に応じて使い分けることができますね。

“お疲れ様”“Good job”と言い換えられるように、“羨ましい”、は上記のような別の言葉に言い換えることができます。

A : I won the lottery
B : Lucky you
A : (宝くじが当たったよ)
B : (ついてるね~)
A : I finally passed the test
B : Awesome
A : (ついにテスト合格したよ)
B : (すごいじゃん)

I’m jealousのスラング

I’m jealousのスラングとして“Jelly”が使われます。

Jellyはデザートのゼリーと同じ綴りですね。

“I”m jelly”、または“Jelly”と一言で使われる場合もあります。

こちらも基本女性が使う表現となります。

“U jelly?”といった表現も時々投稿サイトや掲示板等で使われます。
“羨ましいでしょ?”という意味ですね。

A : I’m going to Okinawa tomorrow
B : I’m so jelly
A : (明日沖縄に行くんだ)
B : (ほんと羨ましい)

まとめ

とりあえず、今後I envy youという英語を使うことは自分はほとんどなくなりそうです。

気付けて良かった。

ですが、I envy you以外にも、誤って覚えて日常で使ってしまっている表現が他にもいろいろあるかも。
と思うとなかなかこわいものです。

もしそんな言葉をまた新たに発見した際はブログの中で共有できればと思います。