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ペイパル(PayPal)を使い始めてもう5年以上経つでしょうか?
海外からのお金を受け取るのにどうしてもペイパルが必要だったのです。
実際使ったことがないと一体ペイパルってなに?
銀行ってわけでもないし本当に使ってだいじょぶなの?
セキュリティとかだいじょぶなの?といろいろ不安になると思います。
ここでは実際のペイパルのメリット・デメリット・その評判とともに自分が使い続けた、というか今も使っている感想をお伝えします。
目次
ペイパルとはオンライン決済システムのことです。
簡単に言うと、オンライン上でお金の受取や支払いができるシステムのことです。
ペイパルはアメリカのシリコンバレーで1998年に設立され、日本を含む国際部門の拠点はシンガポールにあります。
2018年現在、ペイパルのユーザーは2億人を突破しており、200ヵ国以上の国々で使用されています。
日本語にもしっかりと対応しているので、日本語で取引内容を確認したり、入出金することが可能です。
どんな人が利用するの?というと、海外の商品を購入したり、ドル等の外貨を受け取ったり支払ったりする必要がある人です。
例えば、ドルを受け取るのだったらアメリカに口座を開設というのが真っ先に思いつく方法ですが、実際の銀行口座をアメリカに作るのは現地に住んでいないとけっこうハードルが高かったりします。
様々な本人確認書類が必要だったり、Social Security Numberといった社会保障番号も必要だったりします。
このSocial Security Numberも就労ビザを保有していたり、長期滞在が明確だったり、様々な条件を満たしていないと取得することができません。
一番簡単に口座を開く方法は、東京三菱UFJの口座開設サービスを使ってUnion Bank of Carliforniaに口座を開くというものがあります。
ですが、eBay(世界最大のネットオークションサービス)等、海外のショッピングサイトでのお金のやり取りにはペイパルをお勧めします。
なぜなら登録が簡単、そして日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、世界ではかなり有名また信頼度も高いサービスだからです。
eBayを使用している人は恐らくそのほとんどがPayPalに同時に登録し、取引を開始していると思います。
eBayとはなに?という方はこちらもご参考までに。
「EBAY(イーベイ)とはなに?意味は?初めての人でもだいじょうぶです!」
実際ペイパルにはどんなメリット、そしてデメリットがあるのか見ていきたいと思います。
まず、ペイパルの登録はとても簡単です。
メールアドレスとパスワードでアカウントを開設し、その後必要なのはクレジットカードと登録先の住所だけです。
人によっては入出金でその後銀行口座を登録する場合もあります。
自身に関しては受け取ったお金を日本の口座に毎月振り込みたかったので、銀行口座情報も登録しています。
取引は本当に簡単です。
ペイパルでは利用者がそれぞれ入出金用に個別のアドレスを持っているので、そのアドレスを入力して、支払い金額を確定させるだけです。
1分もかからずできてしまいます。
自身に関しては基本受取に使うことがほとんどなのですが、まれに支払いに使ったこともあります。
支払い相手のアドレスを入力して、支払金額を確定させるだけだったので、こちらも1分もかからずに支払い手続きを確定終了させることができました。
また受取用に日本の口座を登録している人も、引出しの確定は1分もあればできてしまいます。
ただ、実際に日本の口座に入金されるまでには3日~6日程かかります。
自身も最初の頃は入金が確認できるまでに5日程かかっていましたが、長年使っているためか最近では2~3日以内には確定金額が全て振り込まれています。
ペイパル登録時にお金は一切かかりません。
また、年間を通じて口座維持手数料のような、アカウント維持に継続的にかかるお金は一切発生しません。
作るだけでしたら無料で全てできてしまうのです。
また、個人用のアカウントでしたら、国内での取引きは手数料も無料となります。
クレジットカードもJCB、VISA、MASTER、American Expressの大手ブランドには全て対応しています。
ペイパルのメリットの1つは、支払い時にクレジットカード独自のポイントも貯めることができる点です。
例えば、楽天カードを登録した場合、楽天カードのポイントも支払い時に一緒に貯められる仕組みです。
ペイパルではお金を支払う際にカード情報を相手に伝えません。
ここが最大のメリットと言えます。
通常、クレジットカードで支払いをする際にはクレジットカードの番号、有効期限、場合によってはCVC/CVVといったカード裏面に記載されているセキュリティーコードも入力する必要があります。
カードの情報が個人やショップに全ていくわけです。
ですが、ペイパルではカード情報が全て保護されるので、相手にクレジットカードの番号やセキュリティーコードを知らせる必要は一切ありません。
また、その取引内容は24時間365日体制で監視され、個人情報にも最高水準の暗号化キーが使用されています。
この支払い時の情報漏洩によるカード不正利用のリスクを回避できるという点が、ペイパルの最大の魅力だと思います。
利用する人も安心してクレジットカードを使用し支払うことができます。
ペイパルには万が一トラブルに遭遇した場合にも、購入者をしっかりと保護する買い手保護制度があります。
商品がいつになっても全く届かない、届いたのはいいけれど破損していた、商品説明と異なるものが届いた等、とりわけ海外との取引きは最後の最後まで不安が尽きません。
ですが、上記のようなケースに遭遇した場合も、ペイパルに状況をしっかりと説明することで、返金にも対応してくれます。
もちろん特定の条件を満たせばという話ですが、本当にこちらに落ち度がない場合はしっかり返金されますし、実際に返金されている人達がいます。
これはカードの不正利用等にも同様に適応されます。
サポートが丁寧で親切というのは他の利用者の声からも聞くことができました。
ただ、5年前等過去の利用者の評判を見ると、カスタマーサポートが日本語話者ではないため(恐らく中国や他のアジア圏の話者)、話がしっかり通じなかった等不満の声もみられました。
自身も不正利用等ではありませんが、使い方等を聞きたくて過去に何度か直接カスタマーサポートに電話したことがありましたが、確かに話者は日本人ではありませんでした。
ですが自身の場合は日本語にけっこう流暢な話者だったので話も通じ、丁寧に対応もしてくれました。
また、もちろん日本人が対応するケースもあります。
個人的にはカスタマーサポートの質も5年前に比べ各段に上がっていると感じますし、今でしたら日本語が流暢でない話者に遭遇する確率はかなり低いのではと思います。
数回自分も電話で問い合わせたことがありましたが、自分に関してはどの方も丁寧親切に対応してくれ、問題も全て解決することができました。
ペイパルは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、世界ではとても有名です。
圧倒的なブランド力と知名度があります。
ペイパル決済を使用していると伝えることで、購入者にも安心してもらえるのです。
ちなみにペイパルは、YouTube創始者の一人であるチャド・ハーリー、数々の大企業に投資し成功へと導いているピーター・ティール、テスラのイーロン・マスク(イーロン・マスクはペイパル前身企業のドットコムを立ち上げています)、等その他にも数々の名だたる顔ぶれを輩出しています。
まず、手数料はそれなりにします。
商用支払い受領時の手数料は、国内支払いの場合3.6% + 40円、海外支払いの場合4.1% + 40円となります。
自身はeBayでドルで販売し、ドルで受け取るのですが、その場合には4.1% + 40円の手数料がかかる仕組みです。
1万円相当の商品を販売した場合には、410円 + 40円で450円が代金を受け取る際に手数料として引かれるのです。
日本円以外の商品を購入した場合の、日本円の為替手数料は4%となっています。
例えば海外の1万円相当の商品を購入した場合、400円かかる仕組みです。
上記はいずれも2018年6月現在の手数料なので、今後多少変動する可能性があります。
すごく高い訳ではありませんが、それなりに手数料が高いです。
その分利便性が良くセキュリティが高いと考えることもできます。
フィッシングメールとは、偽装メールを送り、リンクを踏ませて最終的にアカウントIDやパスワード等のユーザー情報、個人情報を抜き取るメールとのことです。
要はPayPalからのメールを装い、偽メールを送りつけてクレジットカード情報等を盗むといったケースです。
実際にPayPalからのメールと勘違いし、メール内のリンクをクリックしてクレジットカードの番号を入力してしまった方もいます。
フィッシングメールはPayPalに限らず、様々な会社がターゲットとなりどのような方にも送られてくる可能性があります。
その際、まるで公式からの案内のように、丁寧な文でロゴまでつけて送ってくる場合があります。
見分けるのは中々難しいかもしれませんが、怪しいなと少しでも感じたら絶対にリンクはふまないようにしてください。
また、ペイパルがクレジットカード等の個人情報を入力してくださいとメールで送ってくることはまずないので、個人情報・カード情報を要求する案内がメールで届いた場合は、詐欺メールだと疑ってください。
ペイパルを装ったフィッシングメールに関しては、詳しくはこちらのペイパル公式サイト内でも説明があります。
ペイパル(PayPal)
ウェブサイト:https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/support/phishing
これも実際に被害にあった方がいます。
これもペイパルに限った話ではありませんが、パスワードは厳重に管理してください。
1234や生年月日等、簡単なパスワードは絶対に設定しないようにしてください。
英数字等をおりまぜた、複雑なパスワードにすることが重要です。
パスワード設定時に、その難易度を弱・中・強と同時に確認できる場合がありますが、その場合弱と判断されるパスワードは確実に避け、最低でも中、できる限り強と判断されるパスワードを設定してください。
自身は複雑なパスワードを設定して5年以上ペイパルをしようしているおかげか、一度も被害にあったことはありません。
ペイパルでは分割払いで決済することはできません。
一括払いのみです。
分割で支払いをしたいという方には対応はできません。
自分が調べた限りでは、ざっくりとした個人評価ですが、2割程がマイナスの評価、8割は高評価といった形です。
マイナスの評価の方は基本5年や10年前のもので、そのほとんどがカスタマーサポートによるものでした。
問題が発生したので、直接電話したら、日本人ではないアジア圏の話者が出て、話もあまり通じないといった形です。
実際カスタマーサポートが日本人でないというのは、自分も利用したこともあるので言えるのですが本当です。
ただ、日本人のケースもありますし、日本人でなくとも自分の場合は話がしっかりと通じ対応も丁寧でした。
恐らく5年もしくは10年前等は、まだカスタマーサポートの質もついていっていなかったのかもしれません。
フィッシングメールの詐欺にあったという方もいましたが、その後ペイパルに電話したら、親切丁寧に対応してくれ、問題もしっかりと解決できたそうです。
その他に不正利用の詐欺にあったいうケースもありましたが、ペイパルに連絡をとると、不正に利用されたお金はすぐに取り消してもらえたそうです。
手数料が少し高いという意見もありましたが、確かに購入代金や支払代金に3.6%や4.1%等手数料はかかります。
ですが、その分セキュリティーの面で安心して使えるということを考えると、すごく高い訳ではないと自分は感じます。
個人的な話ではありますが、むしろeBayの落札手数料10%の方が自分にはけっこうな負担です。
自分はペイパルを使い続けて5年以上経ちますが、正直かなり印象は良いです。
やはりセキュリティーがしっかりしている点がまず第一に大きいです。
自分は売り手として利用していますが、ペイパルを使用しているとお客さんも安心して購入することができるんですね。
ペイパルは世界で圧倒的な認知度とブランド力があるので、決済にペイパルを利用していることを示すことで、お客さんも安心して商品を購入することができるのです。
万一何かあった際にも、ペイパルの買い手保護制度により購入者は保護されるので、安心して買い物をすることができます。
また、入出金も楽なので助かります。
支払いの際は受取手のアドレスと金額を入力するだけ、銀行に引き出す場合は引き出す銀行と引き出す金額を指定するだけ、どちらも1分かからずにできてしまいます。
この簡単に入出金ができる点もありがたいです。
個人的に何より大きな利点はカスタマーサポートがしっかりと丁寧に対応してくれる点です。
自分は何度か操作方法が分からずに電話したことが過去にあったのですが、いずれも親切丁寧に対応していただけました。
初めて話した時は、確かに日本人の話者でないことはイントネーションからすぐに分かりましたが、日本語をしっかりと理解し、また丁寧に対応もしてもらうことができました。
正直カスタマーサポートの質が低い場合は、何かあった際もちゃんと解決してくれるのかとても不安になりますが、自分の場合はむしろそのサービスの質に信頼性が増しました。
eBay等の輸出にペイパルはほぼ必須の決済システムです。
実際自分も1度直接アメリカの銀行口座を作ろうとしましたが、手続きが煩雑で難易度も高かったため断念しました。
ですが、今はペイパルがあるので、問題なくドルの受取も、逆に支払いもできています。
外国向けのネットショップ等で海外に口座を作りたいという方には、ペイパルは自分自身が現在も使っている経験からもとてもお勧めすることができます。
ペイパル(PayPal)
ウェブサイト:https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/home