東京喰種の名言で英語を学ぶ!この世の全ての不利益は当人の能力不足って英語でなんて言うの?

東京喰種
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「東京喰種」は英語抜きにしてもとてもお勧めの漫画&アニメ!

自分もちょっと前に「東京喰種:re」全巻読み終え、池袋の東京喰種カフェには2度も行ってしまった。

東京喰種は心に刺さる名言も多いですね!

タイトルに含めた“この世の全ての不利益は当人の能力不足”も有名な名言です。

で、せっかくだったら英語で言うとどんな感じになるのか気になるところです。

ここでは各名言を英語でお伝えしたいと思います。

リゼの名言

All the misfortunes in this world caused by their inability
この世の全ての不利益は当人の能力不足

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

misfortune“不運・不幸”という意味を持ちます。

“能力”を意味するabilityの逆の意味を持つのがinability“無力・無能・不能”です。

不運を引き起こすのは無能さ、ということでcauseをここでは使っています。

他にも下記のように言い換えることもできます。

All of the disadvantages in this world stems from a person’s lack of ability

misfortuneの代わりに“不利益”を意味するdisadvantageも使うことができます。
stem from~で、“~から生じる・~から起こる・~に由来する”、となります。
inabilitylack of abilityと言い換えることができます。

これはリゼがカネキに伝えた言葉です。
カネキの母がカネキを助けられなかったことに対して、カネキが他者を救えなかったことに対して、伝えています。

同時になにか自分に不都合があった時、まず他人や物事のせいにして、自分の責任を問わない人間の性質について語ってもいます。

There are times when you have to give up on one thing to preserve the other
Sometimes you have to abandon someone in order to protect someone else
一方を捨ててでも何かを守らなくちゃいけない時があるの

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

リゼがカネキに対して語った言葉です。

カネキの母親は姉と息子の両方を守ろうとしたのです。
その結果、自分の命を失いました。

preserveには“保存する、保護する、失わないようにする”という意味があります。
preserveには“行動を起こして守る”、という意味合いがあるため、ここではPreserveが使われます。

abandon“見捨てる・諦める・断念する”という意味があり、人にも物にも使うことができます。

何かを選ぶということは時に何かを捨てなくてはいけない、これはその通りですね。

She couldn’t save both and ended up losing her own life.
That’s not “kindness”, That’s just “weak.”
両方を救うどころか自分の命を失った
それは「優しさ」じゃないわ、ただ「弱い」だけ

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

end up ~ing“結局~になる”、という意味になります。
ここのケースでは結局命を失うことになった、ということです。

“弱さ”weak、またはweaknessです。

カネキの母親は姉と息子の両方を守ろうとしたのですが、実際は姉の要求を断る強さを持てなかったとリゼはここでは指摘しています。
両方を守ろうとするのは優しさのようで、それは母親の弱さだったのだとカネキに告げます。

カネキ(金木研)の名言

I hate not being able to do anything
何も出来ないのはもう嫌なんだ

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

hate“大嫌い”ということですね。

able to do~“~をすることができる”、という意味です。
not being able to do anything“なにもできないこと”、となります。

カネキは自分の力が足りないがために仲間を助けられない場面に何度も遭遇します。

その時に何もできないのは嫌だと語ります。
これもカネキのキャラクターを強く表す言葉ですね。

It’s not the world that’s messed up; it’s those of us in it. We’re all to blame.
間違っているのはこの世界じゃない、歪めているのは・・・この世界に存在するものすべてだ。

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

上記の分は意訳となりますのでご留意ください。

mess up“ひどい・おかしい”という意味です。
その他に“しくじる・へまをする”、という意味もあります。

That’s messed up“ひどいね”、という意味になります。

ここでは、なにかしくじっているのは世界ではない、という意味になります。

be to blame“~に責任がある”、という意味ですね。

We’re all to blameで私達全てに責任がある、転じて、この世界に存在するものすべてに責任がある・この世界に存在するものすべてが歪めているのだ、となります。

亜門はこの世界を歪めているのは喰種の存在だ、と言いますが、人間もこの世界を歪めていること、両者がこの世界を歪めていることをカネキは告げます。

I beg you…Please don’t make me a killer…(don’t make me kill a man)
頼むから…僕を人殺しにしないでくれ…

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

I beg you“懇願する・お願いする・乞う”、という意味です。
お願いだから、という意味になります。

“人殺し”killerですね。

makeは作るという意味合いで物に対して使われることが多いですが、このように人、その他状況や事象に対しても作り上げるという意味で使うことができます。

make me a killerは直訳すると私を人殺しにする、となります。

don’t make me kill a manと訳すことができます。
人を私に殺させないで、という意味になります。

亜門が勝てないことを悟ってもなお向かってきたので、カネキは自分にあなたを殺させないください、と懇願したのです。

ハイセ(佐々木琲世)の名言

呪うなら自分の弱さを呪いなよ。
If you want to curse something, curse your own weakness.

引用元↓

東京喰種:re(発行社:集英社、著者:石田スイ)

curse“呪う”ということです。

weakness“弱さ”です。
弱いという意味でweakはよく使う言葉ですね。

curse your own weakness、自分自身の弱さを呪え、ということです。

これは瓜江が琲世(カネキ)に、お前がいたら不知は死なずに済んだかもしれない、と発言したことに対し琲世(カネキ)が返した言葉です。
人を責める前に一番近くにいて助けることができた自分を振り返れ、ということです。

それができなかったのは、己の弱さだ、ということです。

Why should I save a trash like you
なんで僕がお前みたいなゴミ救わないといけないんだ?

引用元↓

東京喰種:re(発行社:集英社、著者:石田スイ)

Trash“ゴミ”ですね。

これは琲世(カネキ)がエトに言った言葉です。

上記の瓜江の時と同様に、琲世から覚醒したカネキに人格が移っていますね。

僕は「隻眼の王」だ。
I am the “One-eyed King”

引用元↓

東京喰種:re(発行社:集英社、著者:石田スイ)

“隻眼”One-eyedと訳せます。

正直日本語でも最初自分はよく意味が分かりませんでしたが、隻眼とは“片目”しかないことです。
“独眼”とも言います。
独眼と言ったら伊達政宗が有名ですね。

One-eyed Kingで隻眼の王となります。

その直前にtheがついているのは、この世で唯一の存在だからです。

芳村の名言

Life is evil itself.
命とは悪そのものだ

引用元↓

東京喰種:re(発行社:集英社、著者:石田スイ)

Evilは名詞で“悪・不正・不道徳”という意味を持ちます。

Evil itselfで悪そのもの、となります。

これは芳村が語った言葉です。

生まれた瞬間からなにかの命を奪わずに私達は生きることができない。
それを悪と呼ぶなら、命とは悪そのものだ、ということになります。

It’s not because we can’t take vengeance that we should feel sorry. The real reason to feel sorry…is when one is hung up on vengeance and can’t live their own lives.
可愛そうなのは ・・・敵が討てないことじゃない 本当に哀れなのは・・・ 復讐にとらわれて 自分の人生を生きられないことだ.

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

feel sorryは、“可愛そうに感じる・哀れに感じる・残念”に感じる、という意味です。
可愛そうなのは、という部分はThe pathetic thing~(哀れなことは~)と始めてもよいですね。

hung up onは、“~にこだわって・~に夢中になって・~に苛立って”、という意味です。

vengeanceは、“復讐”ですね。

revengeにも復習という意味がありますが、revengeの復讐は被害者である自分が復習するという意味です。
vengeanceは自分以外の人(被害者)のために復讐することです。

Hung up on revengeで復習にとらわれて、という意味となります。

復讐を胸に生き続けるトーカに対し、芳村が伝えた言葉です。

真戸呉緒の名言

When you’re in front of the enemy, even if your hands are trembling… fight
敵を前にすれば、手足をもがれても戦え

引用元↓

東京喰種:re(発行社:集英社、著者:石田スイ)

上記のif your hands are tremblingの部分は意訳となります。

in front of“~の前に・~の直前に”、という意味です。
tremble“震える”、という意味です。
“もげる”break offを使うこともできます。

真戸が亜門に伝えた喰種と戦う時の教訓です。

対して琲世は、逆に、手足をもがれても逃げろ、と自分の部下に伝えています。
命あってこそ、ということですね

ミルモ(観母)の名言

Feelings are what make you stronger
想いこそが君を強くするのだよ

引用元↓

東京喰種:re(発行社:集英社、著者:石田スイ)

feelings“感情”を意味します。

sをつけない単数形のfeelingは、“予感・予期”という名詞、“予感がする・気がする・感じがする”という動詞の意味を持ちます。
一方でsがつく複数形のfeelingsは“感情・気持ち”を意味する名詞となります。

strongの比較級のstrongerも使われています。
“(今までより)より強くなる”ということですね。

make you strongerでよりあなたを強くする、ということです。

これは観母が松前に伝えた言葉です。

観母は、技術はもちろん大切、けれど、もっとも大切なものはその先にあるもの、“想い”、である、と伝えます。

トーカ(霧島董香)の名言

What’s wrong with wanting to live. If we can only eat people, then we have to do so, don’t we?…Even I want to live like you!
生きたいと思って何が悪い。人しか喰えないならそうするしかねえだろ…私だってあんたらみたいに生きたいよ!

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

What’s wrong withで、“何がおかしい?・何か問題(不都合・不具合)がある?”、という意味になります。
~したい、という意味のwantingが続いていますが、withの後には名詞または動詞の~ingが後には続きます。

What’s wrongはよく使う表現ですね。

Thenは、“それなら・だとしたら”、という意味合いでここでは使われています。

We have to do soで、そうするしかない、ということになります。

Even Iは、私でさえ、つまり、私だって、ということです。

トーカが真戸と対決した際に放った言葉です。
喰種は生まれた瞬間から人を食べること以外に生きる方法はなかったのです。

自分のことすら守れないヤツに他人を守れるわけねえだろ!
There’s no way someone who can’t even protect himself can protect others!

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

There’s no wayは、“それ以外に方法がない”、つまり、“あり得ない”、となります。

トーカがカネキに対して叫んだ言葉です。
その通りな言葉ですね、グサッと心に刺さりはしますが。

ヒデ(永近英良)の名言

誰かを救う前に、お前が救われてくれ。
Before saving anyone else, save yourself first.

引用元↓

東京喰種(発行社:集英社、著者:石田スイ)

“~の前に・~より先”に、という意味でbeforeが使われています。

save yourself firstで、まず自分自身を救え、ということです。

いつも自分のことより他者を優先して無理をするカネキに対し、ヒデが送った言葉です。
ヒデは最後の最後までカネキのために裏で動いていた友人でした。

有馬貴将の名言

奪うばかりの自分がやっとなにかのこせた気がする…
I, who only stole from others, was finally able to leave something…

引用元↓

東京喰種:re(発行社:集英社、著者:石田スイ)

steal(盗む)の過去形がstoleです。

Iの後にコンマで区切っていますが、Iに対しての説明がonly stole from othersと説明されています。
他から奪うだけのI、ということですね。

leaveには去る、という意味がありますが、“残す”、という意味もあります。
able to leave something、なにかを残すことができる、ということです。

有馬は人間側の捜査官では最強とされ、喰種でも敵うものはいませんでした。
奪うばかり、というのは喰種の命を奪ってばかりいる、ということです。

続いて、I have always hated it、俺はずっと嫌だった、とも語っています。
I have always 過去分詞で、私はいつもずっと~、という意味になります

琲世に出会って戦ったことで、ようやくなにかを残せた気がする、と有馬は語ります。
クールでずっと謎とされていた有馬でしたが、最後にカネキに本当の想いを伝えます。

まとめ

東京喰種(まとめ用画像)

喰種って勝手に造語だと思ってたのですが、Ghoul“食屍鬼・悪鬼”といった意味がありました。

東洋の伝説で人の肉を食う悪鬼という説明がありました。

まだまだ知らない英単語があるものです。

東京喰種は英語版の漫画(1巻)英語のブルーレイ(1期全12話)もアマゾンで販売されています。

今後もまた面白い漫画やアニメ・映画等発見したら名言や台詞を英語でご紹介できればと思います。

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