葬送のフリーレンの英語タイトルはなに?英語の漫画やアニメはある?

青空と自然(葬送のフリーレンイメージ画像)
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今年2023年秋にアニメの放送が開始された葬送のフリーレン

自分も放送開始前に1・2巻だけ読んだのですが、面白かった、そして良かったです。

タイトルにある葬送という言葉は日本語でもあまり使われない気がします。

葬送の意味も含め、葬送のフリーレンの英語タイトルや英語の漫画・アニメについてご紹介できればと思います。



葬送のフリーレンの英語タイトルは?

「葬送のフリーレン」の英語タイトルはFrieren: Beyond Journey’s Endです。

Frierenは主人公のエルフである“フリーレン”のことです。

“葬送”とは日本語で死者と最後の別れをし送り出すことです。

英語タイトルには含まれていませんが、“葬送”は英語でFuneralとなります。

本来葬送のフリーレンは直訳するとFrieren of the funeralとなります。

ですが、葬送の代わりに使われているのがBeyond Journey’s Endです。

Beyond“~を超えて・~の向こうに・~を過ぎて”、といった意味があります。

Journey“旅”ですね。
ちなみに旅にはTripやTravelなどの英語もありますが、期間が長期にわたりその旅路に焦点を当てたものがJourneyとなります。

End“終わり・結末・終焉・死”の意味を持ちます。

実際翻訳を担当されたアメリカVIZ Media社・編集担当のマイク・モンテサさん英語翻訳担当のミサさんのインタビューの中で、直訳のFrieren of the funeralはちょっと違うと思った、といったことが書かれています。

インタビュー内容に興味のある方は葬送のフリーレン」翻訳者が明かす マンガ翻訳の難しさ 日本語特有の「タメ口」「めそめそ」どう訳す?に詳細が記載されています。

実際ストーリーで焦点が当てられているのは全ての旅が終わった後の部分です。
旅が終わった後の先の話、つまりBeyond Journey’s Endとなるわけです。

タイトルそのものをそのまま訳したのではなく、本の内容を汲み取って付けられた英訳になったのですね。

各主要キャラクターの英語名は?

葬送のフリーレンに登場する主要なキャラクターの英語名は下記の通りとなります。

シュタルクがStarkになるのとザインがSeinになるのは日本語のカタカナ読みとはちょっと違いますね。

  • フリーレン:Frieren
  • ヒンメル:Himmel
  • ハイター:Heiter
  • アイゼン:Eisen
  • フェルン:Fern
  • シュタルク:Stark
  • ザイン:Sein
  • クラフト:Kraft
  • フランメ:Flamme

葬送のフリーレンの心に響いたセリフ・名言

1章からいくつか心に留まった言葉をピックアップしました。

それぞれハイター・ヒンメル・フリーレンの言葉を日本語と英語でご紹介します。

50年も100年も彼女にとっては些細なものなのかもしれないね
To her, fifty or even a hundred years might be a trifle thing

“~にとって”Toで表すことができます。
ここでは彼女にとってなのでTo herとなります。

“些細な”Trifleです。
Trifleには“つまらないもの・ささいなこと”という意味があります。
Thingを語尾につけることで1つの些細なもの・些細なこと、という意味になります。

これから100年ぐらい魔法の収集の旅に出る、その途中50年後にまた会おう、というフリーレンの話を聞いてハイターが呟いた言葉です。

ハイター達が元気でいるか、生きているか分からない50年後100年後は、フリーレンにとってはほんの短い間なのです。

君のこの先の人生は…僕達には想像もできないほど、長いものになるんだろうね。
The life ahead of you…will be much longer…than I can even imagine

この先は、“~の前に・~より早く・~に先立って”を意味するAhead ofを使うことができます。

君の前に広がる人生、つまり君のこの先の人生The life ahead of youと言うことができます。

“ずっと長い”Much longerです。
計れない期間のようなもの(不可算名詞)には比較級のmuchを使う必要があります。

想像もできないほどI can even imagineです。
できないほどという強調の意味合いを示すのにEvenを使っています。
Even“~でさえ・~ですら”という意味を持ち、その後に続く言葉を強調します。

ヒンメルがフリーレンに語りかけた言葉です。

彼はフリーレンが人間ではないので、人よりずっとその先も長く生きることを知っています。

自分達がいなくなったその先もずっと生き続けるフリーレンを想い呟いたのでした。

人間の寿命は短いって分かっていたのに…なんでもっと…知ろうと思わなかったのだろう…
I knew that human lives were short, but…why didn’t I … think to learn more about them…

Human lives人間の命です。
“短い”にはShortを使います。

Human lives were short人間の寿命は短い、となります。

知ろうと思うThink to learnと言うことができます。

ここでは、なぜ自分は人間をもっと知ろうと思わなかったのだろうか?と言っているのでWhy didn’t I think to learn more about them?となります。

ちなみに英語版の漫画ではWhy didn’t I get to know him better?と訳されています。

Get to know“知ろうとする”という意味になります。

Betterは形容詞Goodと副詞Wellの比較級です。
“より~・さらに~”という意味を持ち、ここではもっとという意味で使われています

英語版は“人間”の部分の訳をヒンメルに特定してhimと訳しているのも大きな特徴ですね。

上記は一緒に旅した仲間がいなくなってフリーレンが語った言葉です。

それまでは当たり前だったものがあっという間になくなってしまった。

なぜ生きている間にもっと知ろうとしなかったのだろう、フリーレンにとって初めて込み上げてきた感情だったのです。

葬送のフリーレンの英語の漫画やアニメはある?

葬送のフリーレンは1巻~10巻(2023年10月現在)までアマゾンと楽天でペーパーバックの本が販売されています。

新品ですと価格は1542円~2233円(2023年10月現在)です。

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日本語でまず試し読みしてみたい、という方はアマゾンの無料サンプル(Kindle)小学館コミックからも無料で読むことができます。

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英語のアニメに関してはネットフリックスで英語字幕で視聴することができます。
英語音声に関してはまだどこもなかったですね。

今後もしかしたらネイティブ英語音声にも吹き替えられませんね。

 

まとめ

「葬送のフリーレン」の英語タイトルはFrieren: Beyond Journey’s Endでした。

直訳ですとFrieren of the funeralなのですが、ストーリーを加味しての意訳ですね。

自分は素敵な英語タイトルだと感じました。

英語の漫画もアマゾンや楽天でFrieren: Beyond Journey’s Endが1巻~10巻まで販売されています。

英語のアニメは英語字幕のみNetflixで視聴することができます。
英語音声への吹き替えは今後に期待です!

通常勇者のパーティーが冒険している最中が描かれることがほぼだと思いますが、冒険後のことに焦点を絞って話が進んでいくのは面白いです。

内容自体もフリーレンが落としてしまったものを1つ1つ拾い上げていくような素敵なストーリーです。

オープニングテーマ曲の勇者YOASOBIが歌い、作中の曲はヴァイオレット・エヴァ―ガーデンを担当したEvan Call氏です。

全体を通してクオリティが高いアニメ、今後の展開が楽しみです!

葬送のフリーレン


公式サイト
https://frieren-anime.jp/
公式YouTube(TOHO animation チャンネル)
https://youtu.be/f5ZEiJyqDKU?si=i0S4RbWrpS1bz9V9
YOASOBI「勇者」 Official Music Video(オープニングテーマ曲)
https://youtu.be/OIBODIPC_8Y?si=2bQxFd825aNlFJWp
名言・台詞引用元
『葬送のフリーレン』著者:山田鐘人|作画:アベツカサ|出版社:小学館『少年サンデー』